人前で話す練習・あがり症克服は「トレーニングの継続必須」

人前で話す練習・あがり症克服は「トレーニングの継続必須」

人前で緊張する、あがり症。それを克服するにはトレーニングの継続は必須です。

これは、長年あがり症で大変だった僕がつくづく感じることです。

本や動画では、たくさんあがり症克服のコツが見つかりますが、日々のトレーニングを続けることが大切です。

  • 人前で話すのが苦手で緊張する
  • あがり症を克服したい
  • あがり症や人前で話すための練習やトレーニングを知りたい

こういう方はぜひ最後まで読んでいって下さいね。

では、本題です。

人前で話す練習・あがり症克服にトレーニングが欠かせない理由

人前で話す練習・あがり症克服にトレーニングが欠かせない理由
人前で話す練習・あがり症克服にトレーニングが欠かせない理由

話し方について学ぶことは大切です。

学校では教えてくれませんでしたが、社会に出てから、これは会社だけでなく家庭でも趣味のサークルでもどんな場面でも、話し方、伝え方はとても大切です。

だから、本がたくさん出版されているんです。

書店に行けば、「伝え方」や「話し方」の本は、何冊も見つかります。

そこには「コツ」やノウハウのようなことが書かれています。

まずは知識としてこういうコツを得ておくことも大切ですが、やっぱりそれより大切なのがトレーニングでしょうね。

トレーニングといっても、そんなに難しく考える必要はありません。

経験を積んで、自信をつけていくことが、話し方が上手くなり、あがり症対策になったりに繋がることになるでしょう。

あがり症も人前での緊張も自信のなさが関係あり

なぜ人前であがるのか?なぜ人前で緊張するのか?

人によって原因は違うと思いますが、原因の一つに「自分の自信のなさ」が関係していることがあります。

例えば、自分が経営者だとして、従業員の前で話しをするのと、自分が新入社員で先輩や上司の前で話をするのと、どちらが緊張するでしょうか?

おそらく後者ですよね。

どちらも緊張しないという強いメンタルをお持ちの人もいるでしょうけど、多くの人は相手によって、緊張度が違うことでしょう。

これは「下手なことは言えない」「どう思われるだろうか?」といった、不安からくることもあります。

不安が自信のなさを生み、それが緊張に繋がる場合があるということです。

人見知りもそうです。

相手の立場によって、または、相手と自分との関係によって、人見知りの度合いに違いが出てくることはよくあります。

こういう場合に、話し方のコツを知っていることも大切かもしれませんが、やはりそれプラス、地道なトレーニングの積み重ねが大切になると思われます。

人前で話す練習・あがり症克服トレーニングって何をする?

人前で話す練習・あがり症克服トレーニングって何をする?
人前で話す練習・あがり症克服トレーニングって何をする?

では具体的に、どういうトレーニングが必要なのか?

それは「一人で毎日出来るシンプルなトレーニング」です。

これが特に大切です。

一人で毎日出来る「人前で話すあがり症克服トレーニング」

トレーニングというと、何か大がかりなトレーニングが必要と思うかもしれませんが、決してそうではありません。

むしろ、シンプルで毎日出来るもののほうが重要だと感じます。

例えば、僕が昔本で読んだ、人前で緊張しない方法、あがり症克服のためのトレーニング方法として、映画館に行き、上映前でみんながざわざわしている時に、館内の一番前に出ていき、客席を見渡しましょう、というものがありました。

確かに、そのトレーニングを毎日続けたら、人から見られること、大勢の前に立つことに慣れることでしょう。

では、そのトレーニングを毎日続けることが出来ますか?となると、まず無理ですよね。

多すぎるトレーニングメニューを続けることは無理

あがり症克服のためのテキストを販売しておりますが、そこの中でもトレーニングをご紹介しています。

このテキストで大事にしていることは、「いかにトレーニングメニューを絞るか」です。

あがり症や人前の緊張を克服するための本や動画などを見ると、トレーニングメニューとして、20も30も載っていたりします。

多いものでしたら、50以上だったりします。

数が多いほうが、良いトレーニング方法が載っていると思うかもしれませんが、それは少し危険です。

もし、「あがり症克服のためのトレーニングメニュー30選」という本があったとして(架空ですよ)、その本を読み終わった時に、あなたはどれから始めますか?

きっとどれも大事だから30ものメニューを載せたんだと思いますが、その30種類のメニューを同時に始めることは出来ません。

となると、自分で取捨選択して、優先順位を決める必要があります。

それが難しいんです。

どれから始めるかを考えるのは頭を使います。

そうやって時間が過ぎていき、結局は、どれもしない、ということが起こりえるんです。

「いかにトレーニングメニューを絞るか」

これが大事な理由はそこです。

人前で話すトレーニングは一つからでもいい

とにかく毎日一人で続けることが出来る、シンプルなトレーニングを一つ見つけて、それを続けましょう。

時間に余裕があったら、もう一つ追加する。

それくらいのほうがいいんです。

もし今、一つだけ人前で話すトレーニングを挙げるとすると、昔、テレビで島田紳助さんが言っていた「道案内をする」というのもおすすめです。

頭に映像を浮かべて、どこかから、どこかまでの道案内を一人でするだけです。

こうやって、頭に浮かべて言葉にすることを習慣にするんです。

まずは、一つでもいいから継続する。

僕はそういうやり方をせずに、ずっと「あがり症を克服するための方法、トレーニング」を本やネットで探し続けていました。

方法探しばかりに時間を使っていたんです。

それでは何のトレーニングにもなっていませんでした。

だから、僕は何年もあがり症の本を読んでも、全く改善されなかったんです。

とにかく一つでいいので、自分が納得したトレーニングメニューを毎日続けましょう。

人前で話す練習・あがり症克服「トレーニング」一例

ここでは、テキストやセミナーでお伝えしている人前で話す練習、あがり症克服のためのトレーニングで、いくつかおすすめの方法をご紹介します。

本読みで声が震えるなら息継ぎのトレーニング

本読みで声が震えない方法5選【緊張で震える音読対策】」でも書いていますが、本読みで声が震える場合は、息継ぎトレーニングがおすすめです。

緊張すると呼吸が浅くなりがちで、そこから息苦しくなってきて、声が弱々しくなってくることもあります。

そこから声が震えるようになることもあるので、呼吸と息継ぎは特にトレーニングをしたいところです。

といっても難しい方法ではなく、予め、息継ぎをする場所を決めて音読することを、毎日続けるだけです。

この習慣をつけていくと、話す、息継ぎ、話す、息継ぎが自然と身についてくるとはずです。

僕がいつも言っているのは、人前で緊張するのは「特別な場面だから」ということと「あれこれ想像するから」ということです。

普段からトレーニングをするのであれば、この2つを意識することが大切です。

いかに人前を特別な場面と思わないようにするか、それを一人でトレーニングするなら、少しでもいいので緊張感を持った練習がいいんです。

そう考えると、今回は一人で出来るトレーニングとして紹介しましたが、次は、家族でも友達でも恋人でもいいので、身近な人を相手に本読みの練習をしてみましょう。

そうやって、緊張度を段階的に上げていくことで、効果的なトレーニングなると考えます。

人前で話すと息苦しくなる、息が続かないという場合はこちらのページも参照してください。

人前で話す練習・あがり症克服「トレーニング」まとめ

今回はトレーニングについての思いを書きました。

ここで言ったように、一人で出来ることから始めましょう。

それが出来たら次は、人を相手にトレーニングです。

そうやって段階を踏んでいくこともおすすめです。

人前で話すトレーニング、あがり症克服トレーニング Q&A

人前で話すトレーニングについて、いただいたご質問についてお答えしていきます。

人前で話すのが苦手になったんですが戻りますか?

元々は、人前で話すことに苦手意識もなく、むしろ得意な人が、気付いたら苦手になっていたということなんです。

もちろん、そういうケースもあります。とはいえ、何が原因かは分からないとのことです。

僕からいくら、原因を特定しようと質問しても、恐らく意味がありません。

元の得意だった頃に戻れるかというと、もちろん、その可能性はあります。

ポイントは、いかに経験を積むかです。

もしかしたら、長い間、人前で話す機会がなかったのかもしれませんが、期間があいてしまうと、久しぶりい話した時に、聴衆の表情が険しかったり、難しい顔をしていたり、横柄な態度をしている人がいたり、何らかの心地よくない時間だったのかもしれません。

ですので、少しずつでもいいので、自分の考えやスピーチをする場を作っていくのがいいでしょうね。

否定されずに話せる場所があるといいでしょう。

それがないなら自分で作ればいいんです。

練習やトレーニングは、セミナー等で知識を得るだけでなく、実際に試行錯誤することが大切です。

あがり症克服のためのトレーニングで一番おすすめは?

あがり症の治し方として一つ挙げるとすると、本読みのトレーニングがおすすめです。

ただ、何となく声を出して本を読むだけではありません。

息継ぎを意識したり、声の大きさやスピードを変えたり、母音法の練習を兼ねたり、スマホに録画したり、色んなトレーニングを混ぜることで効果が高まると感じています。

その一連の流れで、一つのトレーニングとなりますので、10分くらいもあれば出来ます。

大切なのは、毎日のルーティーンに組み込めるかどうかです。

以上です。