アドバイスはいらないのよ!!
そう思ったことありませんか?
ちょっと愚痴を聞いて欲しいだけ、悩みをちょっと話しただけ。
なのに。
あれこれ説教みたいのことや、アドバイス言われたり。
話してる途中でアドバイスされたら、なおさら嫌ですよね。
- 愚痴や悩み相談はアドバイスが欲しいからとは限らない
- 聞き上手はモテる
- アドバイスしたがる人ってどんな心理?
決して、全てのアドバイスがダメということではありません。
必要なアドバイスももちろんあります。
大切なのは、最後まで聞きもしないでアドバイスをすること、なんです。
最後まで読んでいだくと、
アドバイスの使い方が分かると思います。
その結果、人に好かれる人に近づけると思いますよ。
では、解説します。
愚痴や悩みや相談にすぐにアドバイスを送りたくなる
人からの悩みや相談を受けたことがある人。少なくないと思います
誰かから悩みを打ち明けられたり、相談されるとどんな気持ちでしょうか?
きっとどこか嬉しい自分がいたり、信頼されているとう感覚が生まれたりしませんか?
自分のことを話す(自己開示)することで、親密さは増していきます。
悩みや相談は、初対面ではしませんよね。
この人になら言ってもいいかもと思うからこそ打ち明けるのです。
つまり、「あなたは信頼できる」と思って頼ってくれてるのです。
では、そんな時、どういう対応をするかというお話しです。
次ののような悩みを聞いたとき、どう言いますか?
会社の後輩からこんな相談を受けました。
- 「仕事中、息苦しいんです。会社入ったころはそんなことなかったんですが。」
- 「上司からの要求が高すぎてついていけないんです。」
- 「仕事が楽しくないんです。」
- 「会社をやめたいんです。」
友達からこんな相談を受けました。
- 「学校のPTAがしんどいのよね。仕事してるのに無理って感じ」
- 「近所の人の世話焼きが面倒なんだけどどうしたらいい?」
- 「子供の進路のことで妻(夫)と合わないんだけどどうすればいいと思う?」
何でもいいんですが、誰かから相談を受けた時のこと。
では一例として、こちらの相談で見ていきましょう。
「上司からの要求が高すぎてついていけないんです。」
- アドバイスをする⇒仕事の仕方を変えてみたら?
- 励ます⇒やれば出来るって!
- 説教する⇒そんな弱気でどうするんだよ!
- 同情する⇒可愛そうになぁ。
悩みを相談されたら、ついつい何かいいたくなりますよね。
だって、「相談を受けるということは、何かアドバイスが欲しい」という先入観があったりしますからね。
でも、まずは聴く事が大切であり、話しを聴いている段階でアドバイスはしないほうがいいんです。
愚痴や悩み相談はアドバイスが欲しいからとは限らない
時々こういうことがありませんか?
何か相談しておいて、こちらがちょっとしたアドバイスをすると、
- 「別にあなたにアドバイスは求めてないの」
- 「何を知らないくせに」
ちょっとキレ気味にそんな言葉が返ってきたことありませんか?
最初から、この人なら「絶好のアドバイスをくれるかも!」という思いで相談してきたのではないかもしれません。
聴いてもらう相手は誰でも良かったのかもしれないんです。
そうなると、アドバイスすること自体意味がありません。ひたすら聴き役に徹するのが懸命なんです。
ですので、悩みを相談されたとしても、相手も話しが終わるまで、こちらがアドバイスをする必要はないんです。まずは、相手がどういう思いなのかを知ることに務めましょう。
相手が全てを話し終わるまで、頷きながら聴きましょう。
自分で解決の道を見つける手助けのためのアクティブリスニング
悩んでいる時、人は「どうしていいか分からない状況」です。
すでに「何をするべきが分かっている状況」なら、すぐに行動に移すでしょう。
悩みで大変な時期は「どうしていいか分からない状況」なことが多いです。
そして、頭の中でうまく整理されておらず、頭の中が散らかっているイメージです。ちょっとしたパニック状況です。
その頭の中を整理する手助けをするのが、アクティブリスニング(カール・ロジャーズ)です。
悩みを解決してあげようと思う必要はありません。
まずはひたすら頷きながら、聴き続けます。
話しを聴いていると、少しずつ会話に変化が出てくることがあります。
- 「話をしてるとスッキリしてきた。」
- 「考えてみると、自分も悪いところあったかも。」
- 「まずは、できることからやってみようかな。」
そうして、スッキリした表情になることもあります。
相手がどういう状況で悩んで相談してくれているかは関係ありません。
どんな悩みでも、まずは聴くこと。
決して、話しを聴いてる最中に、「何てアドバイスしようか」なんて考えないほうが懸命です。
「学校のPTAがしんどいのよね。仕事してるのに無理って感じ」
こういう相談の場合。
ついついこんなアドバイス挟みたくなりますせんか?
- 「誰かに代わりをお願いできないの?」
- 「あなたがしきって早く切り上げて時間短縮したらどう?」
- 「PTA変えたいならあなたがもっと入り込まないと無理じゃない?」
- 「1年だけだと思って割り切ったらどう?」
特にアドバイスをしてはいけないのは、すでにその行動を取っているかもしれないからです。
- 「みんなしんどいから代わってなんて言えない!」
- 「これ以上しんどいのに首突っ込みたくない!」
- 「私が入り込む?もっと大変よ!」
- 「まだ半年もあるのよ!」
感情を逆なでするような発言になってしまいかねません。
そうなると、お悩み解決どこから、余計にイライラを募らせて帰してしまうことになります。
感情を挟まず、まずは聴く事が、悩みの相談を受けてできる大切のことです。
「愚痴や悩み相談を聴く時にアドバイスはいらない」まとめ
なぜ、「聴く事」が大切でアドバイスをしてはいけないのか?
- そもそもアドバイスを求めていない
- 相手が心(頭)の中を整理する時間を作るため
この2つが理由です。
私は過去に、信頼してる地域の年長者に相談に行きました。
話を聴いて欲しくて打ち明けたら、逆に説教じみたことを返されたことあります。
その人には二度と相談には言っていません。
私はきっと、「話を聴いてもらって、共感して欲しかっただけ」だったんだと思います。
自分に気持ちに自信を失ってしまってたので、ただ「聴いて欲しかった」だけだったんです。
皆さんはそんな経験ありませんか?
ちなみに今回書いた「アドバイスをしない聴き方」は、いつでも当てはまるわけではありません。
明らかにアドバイスや意見を求めてきている場合は、アドバイスも意見もしてあげましょう。
その場合でも、まずはとことん聴いてあげることは大切です。話しを聴く事で生まれる信頼関係もありますからね。
既婚男性が女性からモテると聞くこともありますが、それも、どっしりとアドバイスせずに、聞いてくれるからかもしれませんね。
聞き上手はモテるんです
なぜ聞き上手はモテるんでしょうか?
それは「話を聞いてもらいたいという欲を満たしてくれるから」です。
自分の欲を満たしてくれたら嬉しいですよね。
悩みや愚痴を聴いてもらう時の欲は「まず聞いてほしい」ということです。
解決策が欲しいと思っていたとしても、その前にあるのが「聴いてもほしい」という気持ちです。
それをまず満たしてくれるわけですから、相手に好感を持つことになります。
ただ、この場合は、相手が話しを聞いて欲しいと思ってくれた場合です。相手との距離がまだそこまで近くない時。
これは会社内での上司と部下の関係であれ、恋人未満の関係であれ、家族であれ、サークルの仲間であれ同じです。
まだ自分に話をしてくれる関係でなかった場合や関係が冷めてて相手が話してくれない場合は、こういう聞き上手さを発揮することが出来ません。
その場合は、質問を通して、相手が話をしたくなるように環境を整えてあげる必要があります。それはまた別のモテる方法になります。
前回の「相手の名前を呼ぶ」もそうですが、「いかに自分の価値を認めてくれるか」というのがモテる秘訣となるんです。
ツインレイの悩みもただひたすら聞きましょう
相手がツインレイであれ恋人であれ家族や友達であれなのですが、結局は、話しを聞いてくれる人には惹かれることってありますよね。
認めてくれているという感覚を得ることができますからね。
ツインレイ女性に癒される、魅力に惹かれる、そういう時は、見た目より、じっくり話を聞いてくれた時のほうが、多い気がします。
ということは、もし、好きな人がいたり、ツインレイかもしれない異性が見つかったら、まずは相手の話を聞きましょう。
男性であれ女性であれ、話しを聞いて欲しいという願望は、少なからずあると思いますよ。