今日はそんな「価値観が合わない」をテーマにしたコラムです。
私の結論としてはこうです。
結婚生活で価値観の違いに苦しんだこともありました。
今はすっかり、お互いの価値観を受け入れあえていると思います。
では、本題です。
夫婦の価値観の違いは当たり前
まず、価値観とは?についてです。
いろんな定義がありますが、ここではこうしておきましょう。
- 価値観とは
- 個人的な考え方。ある物事について、どう考えるか。何を大切にするかという見方。
だいたいこういうことでしょうね。
となると、お分かりかと思いますが、人と人との価値観が「完全一致」することは絶対にないんです。
「部分一致」はあっても、完全一致はないんです。
人それぞれ、自分なりの価値観、考え方を持っていますが、それは人生の中で変わっていきますよね。
場合によっては、1日の中でも変わることもあります。
そう考えると、夫婦間、親子間、友達間、職場の人、学校の人、誰が相手でも、「価値観が完全に同じ」ということはないんです。
まずは、それを受け入れましょう。
仲の良い友達とも価値観は部分的に違う
相手が誰であっても、価値観は部分的に違う。
であれば、仲良しの友達ともそうなのか?というと、そうなんです。
仲良しの友達とも、絶対に価値観が違う部分はあるんです。
でも仲良くしてますよね。不満がある部分もあるかもしれませんけどね。
仲良しでなくても、一緒に働いている同僚、先輩、後輩。
特に仲良くはないけど、特に不満もなく一緒に働いている人もいますよね。
でも、夫婦間になると、そんな簡単なものではなくなってきます。
夫婦で価値観を受け入れられない理由
いろんな場面で、価値観の違う相手(全ての人)と付き合えているのに、夫婦間となると、それが難しくなったりします。
なぜでしょうか?
なぜ夫婦なら受け入れることが出来ないのか?理由は1つ考えられます。
これです。
例えば一つの価値観として「お金の使い方」にしてみましょう。
あなたは「必要なものだけを買いたい。貯金をしっかりしたい。」という価値観だとしましょう。
仲良しの友達:入ってきたお金をすぐに使う。欲しいものはすぐに買う。
あなたに影響はありますか?
何もないですよね。
友達が何にお金を使おうと関係ありません。
配偶者(夫・妻):入ってきたお金をすぐに使う。欲しいものはすぐに買う。
影響ありますよね。めちゃくちゃ影響ありますよね。
お金の使い方によっては、安全な生活さえ脅かされる可能性もあります。
これと同じように、夫婦で暮らすとなると、相手の価値観の影響力はとんでもなく大きくなってくるんです。
子育ても入ってくると、「子育てに関する価値観」の違いも出てきたりするので、余計に大変だったりします。
我が家も、子育てについての価値観の違いで、何度も言い合いになったりしました。
価値観が合わないから別れましょう、そんな簡単ではない
よくね、「価値観が合わない人とは距離を取りましょう」というアドバイスがあります。
きっとね、距離を取れるならもう取ってます。
距離を取りたくても取れないから苦しんでたり、悩んでいたりするんだと思います。
夫婦で価値観が違う。なら離婚しましょう。
そんな簡単なものではないですよね。
もちろん、手は尽くしたけど、どうにもならないなら、それも選択肢の一つかもしれませんが、一つの方法をご紹介しますので、よかったら参考にしていただけたらと思います。
もし、まだ結婚はしていないけど、これから結婚を考えている相手がいるなら、こちらも参考に読んでみてくださいね。
価値観が合わない人が夫婦の場合の解決方法
私も結婚して20年近くになりました。
今は落ち着いていますが、この20年近く、ずっと同じ状況だったかというと、決してそうではありません。
危険な時期もありました。
ですので、偉そうなことを言える立場ではありませんが、結果的に、僕らが今も仲良く出来ているのは、「とことん話す時間を作った」ということに尽きます。
ただ、話す時間を作れたのは、結婚してすぐに独立して、自宅で仕事をしているから、というのもあります。
一緒にいる時間が長いから、相手の嫌な部分もよく見えます。
ですので、何か考え方の違いがあったりしたら、都度、話し合ってきたというのもあります。
お互いが外で働いていると、話せる時間はどうしても限られてくると思います。
それでも対話は大切です。
そして、その対話の前におすすめしたいことがあります。
それがこちらです。
価値観をノートに書き出す
「価値観の違い」って漠然としてますよね。
まずは、それをはっきりさせていきましょう。
夫婦間で価値観の違いで喧嘩になる原因で多いのが、こういうことでしょう。
- お金の使い方
- 子育ての方針
- 休日の過ごし方
- 互いの両親との付き合い方(義両親・親族)
- 家事や育児の分担
- 食事の内容
- 言葉使い
- 異性との関係
- コミュニケーション量
- 趣味への時間の使い方
こういった価値観の違いが、喧嘩の原因になります。
では、現在「夫婦間の価値観の違いに悩んでいる」として、自分の価値観(考え方)を書き出してみましょう。
そして、その価値観は相手と合っているか?合っていないか?
さらに、受け入れることが出来るか、出来ないか?
これらをノートに書いてみましょう。
まとめますね。
- 価値観を一覧にして書き出してみましょう
- 相手と合ってる?合ってない?
- 合っていないけど受け入れてる?
- 受け入れるのが難しい?
このように分類していくんです。
すると気付くと思います。
- 合ってる価値観もあるな
- 合わない価値観でも気にならないものもあるな
- 相手が合わしてくれてる価値観もあるな
- この価値観は絶対譲れないな
こういうことが分かったら、話し合いです。
夫婦で話し合う
書き出すと分かると思いますが、合わない価値観も、お互いが受け入れあってる部分もあるということです。
どちらかが一方的に我慢しているケースもあるかもしれませんが、お互いが譲り合ってる部分もあると思います。
もし、その「どうしても譲れない価値観」について、話し合っても折り合いがつかないなら、何度も話し合うしかないかなと思います。
ぜひ、話し合ってみて欲しいのですが、その時に気をつけて欲しいことがあります。
一方的に不満をぶちまけても、話し合いは、恐らく上手くいきません。
夫婦で話し合うのが無理な場合
「話し合う」ことは大切ですが、相手がそれに応じない場合もあります。
それは、時間的に難しい場合もあるでしょうし、気持ち的に、話し合うのが好きではない場合もあるでしょう。
そうなってくると、選択肢はこのあたりでしょう。
- 離婚する
- ひたすら我慢する
- あなたが変わっていく
私のおすすめは、3番目です。
どうしても譲れない価値観、といっても、少しは譲歩できることもあるかもしれません。
「まあ、いいか」と、相手の価値観を受け入れることができるようになると、随分と楽になると思います。
全部を受け入れることが出来なくても、部分的にでもいいんです。
最初の話に戻ります。
「完全に価値観が一致する相手は存在しない」
やれるだけのことをやっても、どうにもストレスが限界。
そうなった時に、離婚という選択肢を考えてみてはどうでしょうか。
いろいろ書いてきましたが、夫婦間のことは、夫婦でしか分からないことが山ほどあります。
人に話すと気持ちが楽になったり、頭の中を整理できたりしますので、何でも話せる友達がいると強いと思います。
もし、誰かに相談することも難しい場合は、私のコーチングセッションを一度体験してみて下さい。
話すだけで、愚痴を言うだけでも大丈夫ですよ。
メニューはスマホでしたら最下部、パソコンでしたら、最上部から進めます。
以上です。
価値観が合わない人は職場にもいますよね。
人間関係にイライラしやすい、ストレスを抱えやすい人は、もしかしたら「自分と同じ価値観を人に求めすぎてる」ということはないでしょうか。
相手の価値観を変えることは難しいです。
それなら、自分の中の変えてもいい価値観を少し変えるほうが楽です。
どうにもならないなら、転職という選択肢もありですが、その価値観によっては、他の会社に行っても同じようなストレスを抱えることになるかもしれませんので、注意が必要です。
価値観が違うのは当たり前です。
好きな人であっても、自分が譲れない部分の価値観が違いすぎると、一緒にいるだけでしんどくなることもあります。
価値観が似てる人を探すのも大事かもしれませんが、どこかで、相手の価値観を受け入れる習慣をつけておいたほうが、ストレスを減らすことは出来ると思います。
価値観を押し付ける人といえば、親や職場の上司という印象がありますが、ありとあらゆる場面で、押し付けはありますよね。
友人関係でも、恋人関係でもいそうです。夫婦でもそうですよね。
彼氏から、彼女からってこともあるでしょう。
こういうのをハラスメントというのか分かりませんが、どの程度なら自然なのかは難しいところです。
押し付けるといったら、悪い響きですが、親が自分の価値観、考えを、子供に伝えることは自然だと思います。
それをどの程度から押し付けになるのかということです。
やはり、相手の意見も聞かずに一方的に、言う事を聞かせるとなると、押し付けになるのかと思います。
結婚生活については、こちらの占いも参考にして下さい。