恐らく、この中の一つだけが理由というより、複数の理由が重なって、仕事を辞めたいという人も多いでしょうから、ランキングにはしていますが、参考程度でご覧ください。
では、この「仕事を辞める理由」を見ていただくことで、誰の何のために役立つのかというと、それは「自分と向き合うきっかけ」にしてもらいたいからです。
こういう方におすすめの記事です。
- 仕事を辞めたい、転職したいと思っている
- 転職したいけど、上手くいくか不安がある
- 仕事を辞める理由にはどういうことがあるのか知りたい
では本題です。
仕事を辞める理由ランキング「人間関係が多い理由」
「仕事を辞める理由」はよく取り上げられ、アンケート等を元にランキングにされているサイトもありますが、「人間関係」が圧倒的1位だというのが僕の考えです。
僕が知る限り、建前上は他の理由を挙げている人もいるでしょうけど、本音では「人間関係」が理由という人も少なくないと思っています。
まず次の「仕事を辞める理由10選」をご覧下さい。
- 人間関係
- 仕事内容
- 給与・金銭面
- 会社の待遇
- 労働条件
- 労働の評価
- 会社の将来
- 勤務地
- キャリアアップ
- 環境の変化
いろんな理由で「仕事を辞めたい」「転職したい」と思うことでしょう。
人によってそれぞれですが、僕が過去に6回転職した際は、結局は「人間関係」が理由で全てやめてきました。
理由は、仕事内容に不満があった時でも、それをきちんと話しが出来る環境であれば、退職を回避だきたかもしれません。
実際に僕は会社を退職する前に上司に相談はしましたが、無理やりな引き止め方をされたりもしました。
それが結果的に不信感に繋がり、仕事を辞めようと思った理由の一つでもあります。
ネットでも「退職理由ランキング」のようなものが掲載されていますが、表向きな理由としては「やりたい仕事をさせてもらえない」というのを挙げていても、それを話し合える環境であったり上司だったり、他の要因を含んでいる場合もあると思われます。
ではもう少し、仕事を辞める理由についてみていきましょう。
仕事を辞める理由1「人間関係」
仕事を辞める理由として多いのが「人間関係」です。
先ほども書きましたが、他の理由の元になっているのが人間関係ということも珍しくありません。
例えば、「労働条件」という理由で仕事を辞めたいといった場合でも、実は人間関係が影響していることもあります。
僕の場合でしたら、新卒で入った会社の上司が、かなり圧力の強い上司で、入社しても間もない頃に、「営業で結果も出してないのに休みとるの?」ということを言われたりもしました。
僕と同期に入社した人達は、それぞれの上司にそんなことは言われていませんでした。
入ったばかりの会社、初めての正社員ですから、やっぱり上司の言葉は重かったです。
これは、労働条件が原因でもありますが、人間関係が関係しているとも言えます。
直接的な人間関係が原因で辞めることも多いと思います。
セクハラ、パワハラといったハラスメント、社内いじめや、先輩からの小言など、僕が会社員時代で辛かったことは、営業成績な仕事自体の内容よりも、上司や先輩から「何を言われるか怖い」というストレスのほうが大変で辛かった記憶があります。
仕事を辞めたい理由は、やっぱり表向きか建前かは別にして、「人間関係」が潜んでいることが多いのではないでしょうか。
仕事を辞める理由2「仕事内容」
仕事内容についても、仕事、パート、バイトを辞める理由としては多いのではないでしょうか。
「募集、面接で聞いていたい仕事とは違うことをさせられる。」
そういう経験はないでしょうか。
入社してすぐに「予想していた仕事と違う」と思うこともあれば、会社に入って次第に別に仕事をさせらら「やりたい仕事をさせてもらえない」ということもあるかもしれません。
あるいは、最初は楽しかったけど、だんだんと「やりがいを感じられなくなった」ということもありそうですね。
仕事を辞める理由3「給与・金銭面」
給与については、面接の時に明確になっているでしょうから、入社してすぐに不満に思うことは少ないかもしれませんが、ボーナスが思ったより少ない、労働があまりにも大変で、給与に見合わないといった不満が生まれ、仕事を辞めたいと思うことになるかもしれません。
お金が全てではないと思いますが、やっぱり労働に対する対価として、自分が納得する収入が欲しいと思うのは自然なことだと思います。
仕事を辞める理由4「福利厚生・職場環境」
福利厚生とは、給与以外のサービスです。
健康保険といった社会保険や雇用保険などの法定福利厚生、住宅手当や食事補助といった法定外福利厚生があります。
ここが仕事をやめる理由のきっかになることはそう多くないかもしれませんが、収入にも関係してきますので、不満を生む可能性のある部分ですね。
仕事を辞める理由5「労働条件や待遇」
仕事を辞めたいほど辛いのは、有給が取れなかったりもあるかもしれませんが、毎日の労働時間ではないでしょうか。
サービス残業は当たり前、休日出勤は当たり前、帰れないから会社に泊まるなんてことも、僕が勤めていた会社ではよくありました。
深夜に会社の上司から電話がかかってきたりもありました。
これも人間関係が影響してくる気がしますが、「上司の仕事に対する価値観」が関係してくると思います。
どこの会社に行っても同じかというと、決してそうではありませんでした。
別の会社では、とにかく早く帰りましょう、という職場もありました。
過酷な労働環境では、どんどん良い人材が辞めていき、結局は業績が悪化していくという会社を何社かみてきました。
仕事を辞めたいと思う理由によく挙がるのが労働環境なわけですから、会社の上層部の方も、ぜひ、この労働環境のことはよく考えていただきたいと思います。
仕事を辞める理由6「労働の評価」
同期入社の中でも、自分よりも先に昇進されたりすると、焦る気持ちがあったり、なぜあの人のほうが先なの?という不満が生まれることもあるかもしれません。
精一杯会社のために尽くしてきたのに、全く評価されない。それも理由が分からない。
そんな時も仕事を辞めいたと思うかもしれません。
仕事を辞める理由7「会社の将来」
この会社にずっといて将来性はあるのか?
そんな疑問を持つようになると、辞めたい気持ちに動くかもしれません。
社長が何を考えているのか分からない。
突然新しい事業を始めるとか言い出して、普段の仕事とは別に仕事も押し付けられるようになっりもあるかもしれません。
そう遠くない将来、会社は傾いていくんだろうなと思うと、早いこと退職しておこうと思うかもしれません。
僕は最後に勤めていた会社は、先行き不透明でしたが、どうにか働いていました。
結果どうなったかというと、会社の業績不振につき、会社都合でリストラされたんです。
会社の将来に不安があると、辞めたくなる気持ちは分かります。
仕事を辞める理由8「勤務地」
思っていなかった勤務地で働くことになった。それも単身赴任で。それももう戻れる可能性もないと聞いてる。
そうなってくると、会社を辞めたい理由になそうです。
人それぞれ価値観が違いますが、もし家族と一緒に過ごすことを最優先に考えている人なら、勤務地によっては仕事を辞める理由になることでしょう。
仕事を辞める理由9「キャリアアップ・独立起業」
他にやりたい仕事が見つかったり、独立して起業したいと思うようになったという場合。
これも最近では珍しくないと思います。
パソコン一つで独立起業できる時代ですからね。
仕事を辞める理由10「環境の変化」
仕事を続けているうちに、周りの環境に変化は起きるのは当然です。
自分自身の体調不良、家族の介護、家族の単身赴任、出産や子育てなど。
環境が変わり、今の会社で働き続けることが困難になった場合ですね。
仕事を辞める理由ランキングで考える「人間関係」のこと
今回、「仕事を辞める理由ランキング」を紹介しましたが、決して「分かる分かる、あるある」といった感じで、共感してもらいたいからではありません。
仕事を辞めたいと思った時に、自分と向き合うことが大切だと思うからでです。
転職をする際に、何を基準に選ぶか。
先ほどの、仕事を辞めたい理由について。
もし、10個全部を充たしてくれる会社があったら、当然満足できることでしょう。
対人関係でトラブルもなく、金銭面でも満足でき、待遇も充実し、休みも納得いくだけとれて、きちんと労働を評価してくれて、会社の将来は明るくて、やりたい仕事をさせてもらえて、好きな勤務地で働けて、起業してる感覚で働けて、環境が変わっても対応してくれる。
しかし、そんな会社はまずありません。あったとしても、入れる可能性は低いでしょう。
だいたい、転職をする際は、何に重きを置くか考えますよね。
金銭面なのか、休日なのか、仕事内容なのかなどですね。
転職の面接の際に「上司となる人」が面接してくれることは、そうないでしょう。
小さい会社でしたらあるかもしれませんが、そうだっとしても、どういう人かは分かりません。
仮に「やりたい仕事」に重点を置いて仕事を探したとしても、上司と合わなかった場合どうなるでしょうか。
ここが問題なのです。
先ほど10個挙げた仕事を辞めたい理由、転職したいと思った理由のどれもが人がかかわることなんです。
ということは、やはり「人間関係」のスキルを身につけておくことが、これからの社会を生き抜いていくには欠かせないのではないでしょうか。
仕事を辞める理由が人間関係を避ける方法
就職、転職の際。
募集要項を見て、面接を受けて、その時点で、今回ご紹介したい「転職したいときに辞めたい理由」に関する情報は載っています。
もちろん、入社したら予想していたものと違うことはいくらでもあります。
可能な限りそのようなことがないことを願いますが、避けようがないこともあります。
それでも、ある程度は我慢できたりすることもあるかもしれません。
ところが人間関係の場合は、全く予期せぬことが起こりえます。
だからこそ、人間関係、コミュニケーションについて学んでおくことを僕はおすすめしています。
可能性として、人間関係が理由で仕事を辞めることを減らすことは可能だと思っています。
このブログでは、人間関係をよくする方法、コミュ力を上げる方法もご紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
ブログでご紹介している自分の強みの見つけ方を実践していただくと、自分に自信を持てるようになったり、人間関係をよくすることができることもありますので、ぜひ参考にして下さい。
仕事を辞める理由は人それぞれです。
個別に僕から「仕事を辞めましょう、転職しましょう」とか「会社に残りましょう」ということはありません。
まずは、自分と向き合ってみていただけたら、先が見えてくると思います。
誰にでも葛藤があるはずです。
会社を辞めたい、でも今は頑張るべきだ。
こういう反する思考が悩みを生みます。
だからまずは、自分がどちらに寄っているのか、向き合ってみてください。
以上です。