自分から話しかけられない原因2つ【話しかける人になる方法】

自分から話しかけられない原因2つ【話しかける人になる方法】

自分から話しかけられない、話しかけたいのに話しかけられない。動画版がおすすめ。

自分から話しかけられない。以前の私もそうでした。

相手にどう思われるか?今話しかけて大丈夫かな?という思いがブレーキをかけていたのかもしれません。

今日はこういうお話しです。

自分から話しかけられない2つの原因【自分から話しかける人になる2つの方法】

このページで目指すことはこちら。

自分から話しかけれる人になることを目指しましょう。

ネットでも本でも、「自分から話しかける方法」はいくらでも情報として出ています。

その方法で上手くいった人には関係ありませんが、その手の方法では上手くいかなかった人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

では、どうやって、自分から話しかけれるようになるか、その方法というと。

解決方法はこちらです。

相手がどう思っているか気にしない!という意識を変える方法ではありません。

話しかけることにブレーキをかけている、2つの原因を取り除いていく方法です。

こんな人におすすめのページです。

  • 自分から話しかけられない
  • 極度の人見知りで初対面が苦手
  • 本当は話をしたいけどきっかけがつかめない
  • 会話や雑談を楽しめるようになりたい
  • 職場の異性や友達に声をかけれるようになりたい

コミュ力は1日で劇的にあがるものではありません。

最後に余談として「自分から話しかけられない私が、自分から話しかける人になったきっかけのこと」を経験談交えて書いています。ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

それではスタートです。

自分から話しかけられない2つの原因

自分から話しかけられない2つの原因
自分から話しかけられない2つの原因

早速本題に入ります。

自分から話しかけたいのに、話しかけれない。

その2つの原因になっているもの、つまり、ブレーキをかけているもの。

それは「不安という恐怖」です。

  • 今話しかけて大丈夫かな?
  • こんな話していいのかな?
  • 話しかけて会話が途切れたらどうしよう
  • 私のことを嫌いだったらどうしよう
  • 迷惑だと思われたらどうしよう
  • 気まずくなったらどうしよう
  • 上手く話せなかったらどうしよう
  • 話しかけてもすぐに沈黙状態になったらどうしよう
  • 嫌われたらどうしよう

挙げればきりがありません。

そして、どういう感情がブレーキになっているかは、人によりけりであり、一つだけでなく、複数の感情がブレーキになっている可能性もあります。

では、この原因。よく見てください。

大きく分けると「2つの不安」が混ざっていることが分かると思います。

  • どう思われる?という不安
  • うまく話せるかな?という不安

つまり、一つ目は「どう思われる?という気持ちの不安」、二つ目は「上手く話せるかな?という会話力の不安」です。

  • 気持ちの不安(相手への不安)
  • 会話力の不安(自分の不安)

私が今までお話を聞かせていただいた「人見知りしがちな方」の特徴としては、この2つどちらの不安も抱えている方が多いんです。

一つずつ見ていきましょう。

気持ちの不安(どう思われる?という不安)で自分から話しかけられない

  • 今話しかけて大丈夫かな?
  • こんな話していいのかな?
  • 迷惑だと思われたらどうしよう

こういった不安が「気持ちの不安」に該当します。

このブレーキは強力です。

このブレーキを生んだ原因、強めた原因、それは分かりません。人によっても違うことでしょう。

私の経験で言うと、この不安を持っている人は、かなり多いです。

自分から話しかける場面でなくても、自分から友達を食事に誘う、異性を遊びに誘う、といった場面でも、この不安がブレーキをかけることがあります。

会話力の不安(うまく話せるかな?という不安)で自分から話しかけられない

  • 話しかけて会話が途切れたらどうしよう
  • 上手く話せなかったらどうしよう
  • 話しかけてもすぐに沈黙状態になったらどうしよう

こういった不安が「会話力の不安」に該当します。

自分から話しかけておいて、すぐに沈黙してしまったら気まずいかもしれません。

話しかけたものの、すぐに会話が途切れたら。

そんなブレーキがかかるのが、こちらの会話力の不安です。

自分から話しかける人になる2つの方法

自分から話しかける人になる2つの方法
自分から話しかける人になる2つの方法

つまり、「自分から話しかける人」になるには、この2つの不安を取り除けばいいわけです。

  • 自分と同じ不安を持っている人はたくさんいますよ
  • ありのままの自分を出しましょう
  • 聞き上手になりましょう
  • どう思われても気にすることはありません
  • ビリーフを変えていきましょう

こういうアドバイスをするつもりはありません。

もっと具体的に、口癖と行動を変えていく必要があります。

では見ていきましょう。

気持ちの不安を減らして自分から話しかける人になる

まずは口癖を変えることから始めましょう。

「どう思われても気にすることはありません、嫌われてもいいじゃないですか」

そう言われても、やっぱりブレーキは強いんです。

ブレーキの力を侮るなかれです。

「意識を変えましょう」ではなく「口癖を変えましょう」という方法です。

人見知りな人に多いのが、無意識に「初対面は苦手、どう思われてるか気になる」と自分につぶやいていることがあります。

口癖として言葉に出なくても、心の中で思っている場合もあります。

言葉の力は強力です。

これはあくまで私の方法ですが、口癖を変えることで、気持ちの不安を減らすことは可能だと思います。

では、口癖をどう変えるか?

これは方法が2つあります。

どちらが上手くいくかは人によります。

ここでは考え方、やり方を書いておきますので、皆さんもそれぞれぜひ考えてみてくださいね。

  • 今の自分の口癖を上書きする(編集する)
  • なりたい人物像が使いそうな口癖を決めて、毎日つぶやきまくる

一つ目は「今の自分の口癖を上書きする(編集する)」です。

あなたが、「自分から話しかけられない」と思う時、感じる時。頭の中で、どんな言葉が浮かびますか?

  • 今話しかけて大丈夫かな?
  • こんな話していいのかな?
  • 迷惑だと思われたらどうしよう

先ほどと同じくこういう不安が浮かんだ場合。

次のように書き換えるんです。

  • 今話しかけて大丈夫かは、話しかけてみないと分からない
  • こんな話していいのかは、話しかけてみないと分からない
  • 迷惑だと思われるかどうかは、話しかけてみないと分からない

そうです。どうせ分からないんです。

もし、話しかけてみて、嫌な顔をするような人だったら、そこまでです。

そんな人といつまでも付き合う必要はありません。

「あ、そういう人なんだ」と判断すればいいんです。

その後、付き合うかどうかは別にして、話しかけてみると、一つの結論が出ますよね。

一つ不安が減って、一つ結論が出る。ただ、それだけです。

でも、いざ人を前にするとブレーキがかかってしまいがちなんで、これを口癖にしてはどうでしょうか。

「話しかけてみないと分からない」

だってそうですよね。話しかけてみないと分からないんですもの。

「話しかけてみないと分からない」って、1日に10回口に出してみて下さい。

それが「口癖を変える」ということです。

二つ目「自分から話しかける人が使いそうな口癖を決めて、毎日つぶやきまくる」です。

自分から話しかける人って、どんな口癖を使ってると思いますか?

思い出してみたり、想像してみたりしてみて下さい。

知らない人が目の前にいたとして。話しかけても全然不自然ではない場面。

  • 話しかけて聞いてみよう!
  • 話し聞かせてもらおう!
  • どんな人だろう?
  • お話できるって楽しいな♪
  • 話しかけると喜んでもらえるかな♪

何でもいいんです。

「自分から話しかける人が使いそうな口癖」をノートに書き出してみましょう。

その中から、いくつか選び、毎日口にする。それだけです。

口癖を変えることで、人って変わるの?と思うかもしれません。

私は変わると思っていますし、実際に変わる人を見てきました。

信じられないと思うなら、逆ならどうですか?

自分が凹みそうな、自分の悪口を1日10回口にする。それを1ヶ月続けてみて下さい。

きっと性格が変わると思います。でも下手したら病むと思いますので、絶対しないで下さいね。

会話力の不安を減らして自分から話しかける人になる

先ほどは「口癖」を変える方法でしたが、今度は「行動」です。

会話力の不安を減らす方法です。

  • 会話力の知識を得る
  • 会話の実践を踏む

会話力については、ネットでも調べれますし、本を買えばいくらでも学べます。

ただ、いくら知識としてコミュ力について知ったとしても、それを実践の場で場数を踏まないことには、なかなか自信に繋がりません。

なぜかというと、ネットや本に書かれているようには、実際の会話の中では思うようにいかないことも多いからです。

例えばです。

「聞き上手は話し上手」と言いますから、コミュニケーション力を上げるには、まず「聞き上手になりましょう」というアドバイスをよくみかけます。

それを知って、いざ、初対面の方との会話の場面。

聴き方は学んだとしましょう。

まあ、聴き方を学ぶといっても、いろんなノウハウが出ていますが、私は、何度も書きますが、最初はこの一文だけでいいと思っています。

「否定・反論・アドバイスせずに、最後まで話を聴く」

とにかくこれだけです。

では、聴き方に自信を持ったとして、どうでしょう。

相手は話してくれますか?

初対面でいきなり、心を開いて込み入った話をしてくれますか?

なかなかすぐにはそうならないことでしょう。

初対面で、饒舌に話をしてくれる人なんて稀です。

人見知りじゃなくても、最初は誰でも相手のことを気にして、そこまで踏み込んだ話をすることはないでしょう。

つまり「聞き上手は話し上手」、だから初対面に強くなるには、まずは聴き方を学びましょう。

というのは、上手くいかないケースもよくあるということです。

知識を得ることも大切ですが、それを実践してみて、思うようにいくことも思うようにいかないこともある中で、自信はついていくものです。

それが、思うようにいかないことばかりが続くと、逆に自信を失っていくこともあることでしょう。

会話力の不安を減らす方法は、「知識を得て実践」の繰り返しです。

ただ、上手くいくことばかりではないので、それを心得た上で、試行錯誤することが大切です。

コミュニケーション力は「質問する・聞く・話す」の3つのテーマで底上げすることが大切です。

学ぶこと、行動すべきことを細分化して、地道にコミュ力を上げていくイメージです。

計画的にコミュ力を上げる道を作っていくことが大切だと思います。

先ほども書きましたが、コミュ力を上げる方法は、ネットでも本でも学べます。つまり、知識として得る方法はいくらでもあります。(このブログもその一つではあります)

ですので、知識を得た後の「実践を踏む」ことを、ぜひ繰り返してみて下さい。

上手くいかない、思うようにいかないこともあるとは思いますが、それでも、繰り返すことで、自信がつく可能性は高まります。

上手くいけば、会話力の不安を減らすことが出来ると思いますよ。

「質問する・聞く・話す」のそれぞれを底上げする方法は、このブログにも書いていますので、ぜひ参考にして下さい。

本編は以上です。

では、まとめますが、ここからも重要です。

「自分から話しかけられない人」が「自分から話しかける人になる」方法 まとめ

ここで言いたかったのは、口癖を行動を変えましょう、ということです。

もしかしたら、自分から話しかけられなくなった原因があるかもしれませんが、それはスルーしましょう。

私がおすすめしているのは、原因の特定ではなく「どうなりたいか?」という目標を決めて、そこに向かって口癖と行動を変えることです。

また、ABC理論のように、ビリーフを変えましょうというのとも違います。

今回の2つの対策をぜひ実践してみて下さい。

自分から異性を誘う場合、声をかける場合でも、通用する対策のはずです。

自分から話しかけられるようになると、色んな面に自信がついてくると思いますよ。

自分から話しかけられない私が、自分から話しかける人になったきっかけ

私は学生時代から、自分から話しかけることも、自分から遊びに誘うことも、全く出来ませんでした。

ですので、友達から誘われると嬉しいので、喜んで参加していましたが、自分からは全く動くことはありませんでした。

それは社会人になった20代でも、30代でも変わりませんでした。

40代になり、地域ボランティアの活動を始めてから、人への不安はなくなり、自信を持って誰とでも話せるようになったんですが、そのきっかけについて。

決して一つだけというわけではありませんが、振り返ってみると、大きく2つの気付きがありました。

  • 話しかけてもらえるのを待っている人が多い(話しかけると喜んでくれる人が一杯)
  • 話しかけても会話が弾まない人は確実にいる(話したくない人もいる)

これは私の感覚です。

初対面の人に話しかけた人の数は、数十人どころではありません。数百人だと思います。もっとかもしれません。

その中で、大半の人は話しかけると喜んでくれました。

ただ、そう多くはなかったと思いますが、話しかけても全然話したくない素振りをする人、会話に全く乗り気でないという人はいました。

つまり、話しかけることで「多くの人は喜んでくれたけど、喜んでくれない、むしろ迷惑、くらいな顔をされたこともある」ということです。

いずれにしても、「話してみないと、相手のことは分からない」ということです。

話しかけてみると、いろんな発見があるんです。

  • 話しやすい人、話しにくい人
  • 話してるうちにだんだん会話が弾む人
  • いきなり会話が弾む人
  • まったく会話にならない人

こういうことです。

話しかけてみないと分からないんだから、話しかけてみよう。喜んでくれる人が多いけど、嫌がる人もいるけど、そりゃ当然。

次第にそう思うようになっていったんです。

何が言いたいかというと、

ぜひ、自分から話しかけてみましょう。喜んでくれるか、嫌な顔されるか分かりません。会話が続くか続かないかも分かりません。

でもそれは当たり前です。

それでいいんです。

私は、コミュニケーション力を上げるお手伝いをしていますが、誰ともで絶対に会話が弾むかというと、そんなことはありません。

全く会話が盛り上がらないなんてことも、いくらでもあります。

もし、まだその勇気が出ないようでしたら、先ほどの二つの不安を取り除きながら、自分のタイミングで、話しかけれると思ったら話しかける。無理することはありません。それでいいと思います。

  • 気持ちの不安(どう思われる?という不安)
  • 会話力の不安(うまく話せるかな?という不安)

この不安は、自分の努力で減らしていくことは可能なはずです。

ぜひ挑戦してみて下さいね。

自分から話しかけられないQ&A

自分から話しかけられないQ&A
自分から話しかけられないQ&A

恋愛で好きな人がいても自分から話しかけることができない!

好きな人がいて、自分から話しかけたいけど、話しかけられない。

奥手なタイプの方。本当は話しかけたいけど、それが出来ないともどかしかったりしますよね。

話せそうなタイミングがあったのに、話せないと、自分を責めてしまったりもあるかもしれません。

男性であれ女性であれ、やっぱり異性に話しかけるのには勇気がいるのではないでしょうか。

恋愛においても、今回書いてきた内容をよく読んでいただき、不安を取り除いていくのがいいと思います。

1日でどうこう出来るものではありません。

地道ですが、日々のトレーニングを積んでいくことをおすすめします。

職場で自分から話かけられないから孤独です

もし、どうしても話しかけたいのであれば、口癖と行動を変えて、少しずつでも、話しかけられる人になっていけたらいいと思います。

ただ、「話しかけないといけない」とは思わないほうがいいと思います。

職場は仕事をするところですからね。結果的に友達が出来ることがあるかもしれませんが、大切なのは仕事です。

話しかけられないことがストレスで、仕事にも影響が出るくらいな、こういう口癖はどうでしょうか。

「仕事はきちんとしますよ」。

これだけです。

一人ぼっちでいようとも、仕事をきちんとやっていれば、それでいいと思います。

それでもやっぱり、自分から話しかけられる人になりたいのであれば、口癖と行動を変えましょう。

異性に特に自分から話しかけれないんです

あなたが女性なら男性に、男性なら女性に、といった感じで、異性にだけ特に話しかけられない場合でも、やはり原因としては、今回ご紹介した2つの不安が考えられます。

対処法として同じです。ただ、異性に特に自分から話すのが苦手という場合でしたら、どう思われているか気になる、という思い込み、暗示が強いのかもしれません。

その暗示が強い場合は、経験を積むことが大切になってきます。

いきなり話せなくても、相手の名前を呼ぶことと、自分から挨拶をする、というところから始めるのもいいでしょう。

とにかく小さなステップから始めることがポイントです。

異性といっても、好きな人だったりすると余計に話しかけるのが難しい場合もありますよね。

それは、こう思われたり、好かれたい、いい人だと思われたいという気持ちが強くなっている可能性があります。

相手がどう思うかはあなたにコントロールできることではありません。

今回ご紹介した対処法を試してみて下さいね。

以上です。