スピーチやプレゼンで話す時の手の位置はどこ?人前緊張対策に!

スピーチやプレゼンで話す時の手の位置はどこ?人前緊張対策に!

スピーチやプレゼンの時ってどこに手を置いてますか?

僕が酷いあがり症だった頃、手の位置は特に決めていませんでした。

人前で話す時に緊張してしまう。

そういう方は参考にして下さい。

今回はこういう内容です。

  • スピーチの時の手の位置の候補をまず知る
  • マイクを持つ時と持たない時の手の位置は?
  • スピーチの時の手の位置は自分で決める!
  • あがり症克服&対策のために決めておいたほうがいい

かなり前のことですが、あるパブリックスピーキング(スピーチ)の体験セミナーに参加しました。

たくさんの指摘をいただきましたが、そのうちの一つが「スピーチしてる時の手の位置」です。

今までは、手を自然に横にだらんと下げてたと思いますが、時々、おへその前あたりで組んだりすることもありました。

確か、その体験セミナーの際は、指を伸ばした状態で、左右の指をくっつけるような手をしてたと思います。

それを指摘されました。「弱く見える」という理由でダメだと。

では手の位置はどこに置いておくのが一番良いのか?

調べたり、実際にいくつか試してみて決めました。

僕の出した結論はこうです。

マイクを持たない時「おへその前で手の組む。右手の上に左手を被せます。」

マイクを持つ時「右手で持って、ミゾオチあたりで固定。左手は下にぶらりと下げる。」

あくまで僕の場合はということです。

人前で話す時に極度に緊張してしまう、あがり症だという方は、こういう手の位置等含め、予め決めておくことが大切です。

では、本題です。

スピーチやプレゼンで手をお腹の前で組むのは弱弱しい?

僕が講師の先生から指摘を受けたのは、お腹の前で左右の指をあわせてスピーチしていたから。

「もっと力強く!手を広げて!」って言われたんです。

でも、僕が話す機会があるのは、プレゼンよりも、PTAや自治会の活動でのスピーチが多いんです。

相手は学校の保護者だったり、地域の年配の人が多いです。

そんな方相手に、ダイナミックに手を動かして話をしたらどう思われるでしょう?きっと引くでしょうね。

スピーチやプレゼンでの手の位置といっても、何を話すか?相手はどういう人か?によって、違ってくるものだと思うんです。

僕も実際、その時にした手の位置は、何かの本で見た真似だったんです。

でも、その講師からするとそれはダメだと言うわけです。

決して、講師が正しいとか間違っているということではないんです。

つまり、答えなんてないんです。正解なんてないんです。

場面によって変えるのもいいでしょうし、変えないのもいいと思うんです。

それよりまずは、自分の基本スタイルを決めたほうがいいんです。

基本の手の位置はこう!

そういうのがあると安心材料になります。

僕は今まで、いろんな本やネットの情報で、スピーチの際の手の位置を調べている中で、「どれが一番いいのか?」を調べてきましたが、その講師に言われて気づきました。

正解はない。

だから、「自分の手の位置はこう」って決めようと思ったんです。

スピーチやプレゼンの時の手の位置はどこにするかの候補

スピーチやプレゼントの時の手の位置にする候補を挙げていきます。

ざっとこういう手の位置があるでしょう。

  • 気をつけの姿勢で手を横に添えておく
  • 後ろで手を組む
  • 腕を組む
  • 胸の前で拝むように手を組む
  • おへその前あたりで手の平を上にして組む
  • おへその前あたりで右手に左手を被せる

今回は手の動きのことは関係なく、あくまで話し始める際の「手の位置」についてです。

恐らくこういう候補が挙げられるでしょう。

手を横に添えておく

スピーチや人前で話す時によく見かけます。

一番自然でオーソドックスかもしれません。

僕も自然に横にダランとさせてることもありましたが、どうも落ち着かないので、今はしていません。

手を横にして話す人は多く、基本は手を横にしておいて、片手で身振り手振りしながら話す人も多いですね。

後ろで手を組んで話す

上からな感じがするのが、後ろで手を組んで話す話し方ですね。校長先生感が出てきます。

腕を組んで話す

これは上から目線ですね。威圧的というか高圧的というか。

決して目上の人に話す時に腕を組んで話はしないでしょう。

スピーチの時も、さすがに腕を組んで話すことはないと思います。

胸の前で拝むように手を組む

僕はこれもいいと思っています。丁寧な感じがしますし、悪い気はしません。

ただ、姿勢を正してお願いのようなポーズをするのは少し不自然な気もします。なので、僕はこれはしません。

おへその前あたりで手の平を上にして組む

おへその前あたりで手を組みます。

片方の手に、もう片方の手を添える感じがいいとう人もいます。それでもいいと思いますが、手を組んで、平が上に来るようにするほうが落ち着くのであれば、それもいいでしょう。

身振り手振りも大事かもしれませんが、僕はそこまで大きなジェスチャーが必用がプレゼンやスピーチの場というのは、まずないので、今は全く考えていません。

もしそういう機会が出てきたらまた考えます。

おへその前あたりで右手に左手を被せる

おへその前、おへその下あたりですね、そこで両手を重ねます。右手の上に左手を被せる。

最近はこの手の位置で話すようにしています。

自分が落ち着くからというだけの理由ですが、無意識にそうするようになりました。

マイクを持つ時の手の位置は?

マイクを持つ時も、基本の手の位置はほぼ同じにしています。

僕は右利きなので右手でマイクを持ち、みぞおちの前あたりで右手を固定しておきます。

以前は、カラオケで歌う時のように、マイクを右手で持って、右ひじが体から離れていることもあったのですが、それだと安定しないので、今は右ひじは体につけて、右の拳はミゾオチの前につけて、安定させることを優先しています。

スピーチやプレゼンの時の手の位置に正解はない

スピーチやプレゼンの時に、手をこの位置にしておけば間違いないという場所はありません。

今回、まとめたのは、あくまで僕の決め事であり、話し始める際の手の位置です。

その後、気付いたら身振り手振りで話してることもあります。

なぜ、話は始める際の手の位置を決めているかというと、人前では緊張しがちだからです。

元々は極度のあがり症でしたので、どうにか、あがらない方法をと調べたり、自分の経験から分かったことは、「予期せぬ場面は緊張する」、「特別な場面は緊張する」ということです。

初めての場所、初めての人、初めての会議、初めての案件。

初めてのことはやっぱり緊張します。

ですので、ひとつずつ、「初めてではないようにしたらどうか」と思うようになったんです。

その中の一つが「手の位置」です。

前までは、手の位置は意識していませんでしたが、話し始めの手の位置は「おへその下あたりで右手に左手を被せる」と決めていますので、それは初めてではなく、「いつも通り」です。

正直、この手の位置や手の動きは、皆それぞれ好みがあると思います。

僕は、プロの話し手ではないので、まずは、自分自身が、人前でのスピーチで緊張しなくなることが目標でしたので、とりあえず、これ以上のこと(手の動かし方とか)は考えずに、話し始めの手の位置だけは決めておいて、心の平穏に繋げるのもいいと思います。

スピーチの手の位置は動画で確認しましょう

自分のクセというのは自分では気づかないものですね。

僕が最初にスマホで自分が話してる姿を動画で撮影した時、予想していなかった動きをしていました。

顔が少し上を向いてたり、中途半端に片手が動いていたり、突然ぽかんと口をあけてたり。

まずは自分のことを知ることが大切です。

スピーチの上達のために、あがり症克服のために、自分の話す姿を動画で撮影するのは有効です。

姿勢もそうですが、見た目の印象はとにかく大事なんです。

人前で話すのに慣れてくると、話すのも楽しくなりますし、自信もついてきます。

逆に、人前が苦手で、極度のあがり症ですと、自己紹介のたびに緊張したり不安になったりします。

そして、あがり症克服に一つおすすめな方法があります。

僕が開催するオンラインの会がありますが、そういったオンラインで人と話す場面、人から話を聴く場面があったとすると、その時も、座って話したり聴いたりするのではなく、立ったままのほうがおすすめです。

もし、オンラインの集まり、何らかの会に参加されるのであれば、ぜひやってみて下さい。

特に話す時は、人前で立って話してるのを想定して、もちろん、手の位置も自分が決めた通りにして話をするんです。そういう小さな積み重ねが、あがり症克服に繋がっていくことと思います。

スピーチやプレゼンで人前で話す時の手の位置 まとめ

今回は、手の位置を決めておきましょうというお話でしたが、他にもあらかじめ決めておくことが出来ることは決めておきましょう。

例えば誰を見て話すかということです。

人前で話す時にどこを見ればいい?スピーチの時の目線は?ということです。

あがり症で緊張してしまう人は、人前に出た時に、人の目が怖いということを言う人が多いです。僕もそうでした。

前に出て話し始めると、怖い目をした人達が自分を見てると思うと、頭が真っ白になることもありました。

誰を見て話し始めるか、その条件を自分で決めておくこともあがり症対策になります。

本読みや会議での資料読みの場合は、人前で話す時の息継ぎをどこにするかを決めておくのもいいでしょう。

息継ぎが上手くできないと発表で息が続かないことに繋がりがちです。

すると、途中で呼吸が苦しくなってきて、だんだんと声が細く弱くなり、声が震えるという流れになりかねません。

家で練習する時も、息継ぎを意識してみることをおすすめします。

そしてもう一つが、スピーチを一人で練習する方法です。

それが録画です。

最近のスマホでしたら録画機能がついていると思いますので、毎日話す練習を一人でするんです。

少しは緊張感があると思いますので、今回紹介した手の位置を意識して練習してみることで、話す時の手の位置が定着してくると思います。

スピーチの時、話す時の手の位置Q&A

スピーチや話す時の手の位置はどこ?

どこが絶対の正解かはありません。

その人によって、話す場面によって違うと思います。

立ってプレゼンする時は、手が動くこともあることでしょう。

人の心理によって動きも違ってくると思います。

表情や姿勢によっても、人に与える印象は違ってきますから、演説、スピーチ、プレゼン、どういった場面でも、やはり自分がどう見せたいのか、どう表現したいのかを予め決めておくことも重要だと思います。

手の位置はどこがいいですか?

もし自分で、この手の位置がベストだと決めれない場合は、僕と同じように、とりあえずは、前で組む、としておけばいいでしょう。

後からまた変えればいいだけです。

この記事でご紹介しているのは、決して、プロのスピーチやプレゼンを目指すのではなく、あがり症の克服です。

声が震えるほどの緊張している方向けの内容です。

段階として、まずは、決めれるところは決めていき、当日を「特別な場所」にしないことを考える段階と考えて下さい。

人前で話す時の手の位置の心理は?

人前で話す時に、手の位置によってその人の心理が見え隠れします。

大きく見せようとしているのか、自信がなさそうなのか、色々あります。

ただ、心理状態は手の位置だけに出るわけではありません。

特に姿勢や目線にもあらわれます。

自分が決めた手の位置の心理などを考えだすと、迷いが生まれます。

これで大丈夫!って思うならそれでいいんです。

人前で緊張しない方法については、これからも別記事でも解説していきます。

以上です。