結論です。
こんな方におすすめの記事です。
- 価値観が合わない人が職場にいる
- 会社の人間関係でイライラ、ストレスになることがある
- 職場の合わない人に疲れることが多い
- 価値観が違いすぎて仕事を辞めたい
では本題です。
価値観とは?価値観が合わないとは?
まず、価値観とは何かを定義しておきます。
あくまでこのページでの定義です。
このブログの他のページでも価値観について触れることはありますが、執筆時点での定義ですので、ページによって異なることもあります。
- 価値観とは?
- 何を大切にするか、何に価値を置くか、という考え方のこと。
例えば、こういうものが価値観(考え方)です。
- 会社の人とは仕事とプライベートを分けて付き合いたい
- 会社の朝礼は意味がないから必要ない
- 職場の掃除は新入社員がするべきだ
- 残業するくらいなら、早く出社したほうがいい
- 仕事中は私語は慎むべきだ
細かいことを挙げだすと、職場だけでもきりがないくらい、出てくると思います。
価値観が合わないとは?
では、「価値観が合わない」とはどういうことでしょうか?
まず、これを分かっておいて下さい。
価値観が合う人といっても、部分的に合うだけであって、すべての価値観が合うということはありえません。
つまり、価値観が合わない、というのは、あくまで、「今の自分の一部の価値観と誰かの今の一部の価値観が一致しない」というだけです。
ということで、こうなります。
となります。
職場にいる人、全員が全員、あなたと価値観が部分的に違う人なんです。
そうはいっても、やっぱり価値観が合わない人、特に自分が譲れない部分の価値観が違う人とは、一緒にいると疲れますし、イライラしたりストレスにもなります。
対処法としては、どういうものがあるか考えてみましょう。
職場の価値観が合わない人との付き合い方
先ほど書きましたが、どこの職場に行っても、必ず、価値観が合わない人はいます。
というより、全員、自分とは部分的に価値観が違うわけですから当然なんです。
その合わない価値観が、自分が譲れる点、気にならない点なら問題ないと思いますが、自分が譲れない価値観なら、やっぱりどうにか対処したいところです。
考えられる対処法は3つです。
- 転職する
- 我慢する
- 受け入れて、自分の価値観を伝える
では一つずつみていきましょう。
転職する
価値観が合わないといっても、あまりにも酷くて、自分に影響が強すぎることもあります。
会社の人とは仕事とプライベートを分けて付き合いたい。
先ほど、この例を挙げましたが、会社の飲み会などもそうですね。
僕が過去に勤めていた会社でしたら、飲み会はほぼ強制でした。
自腹のところもありましたし、会社もちのところもありました。
休みの日、仕事が終わってから、その時間をどう過ごしたいかも人によります。
- 会社の人、同僚や先輩や後輩とも仲良くしたい。飲みに行ったりしたい
- 会社の外では、会社の人とは誰とも会いたくない
どちらもそれぞれの価値観ですから、正解や不正解はありません。
どっちでもいい、と言う人にはいいかもしれませんが、この価値観は譲れないって人にとっては、休みの日に会社の飲み会があったり、バーベキューに行くとかは絶対嫌だったりするわけです。
強制はされないけど、行かないといけない雰囲気が辛い。
これは一例ですが、誰かの価値観を押し付けられると、しんどいですよね。
ストレスにもなります。
あまりにも自分に影響が出る、ストレスが強くなるほどの価値観の違いの場合。
転職する、という選択肢もあると思います。
仕事辞めたい「転職したい!」と思ったらこちらも参考にして下さい。
我慢する
これは対処法ではありませんが、とにかく我慢する。耐える、という選択肢です。
僕は、20代の頃に転職を繰り返しましたが、僕にはこの我慢する、というのは無理でした。
ですので、転職を繰り返して、転職癖がついてしまったんです。
どの程度なら我慢できるか、どの程度なら我慢の限界かなんて人によります。
ただ、一つ言えることは我慢をしすぎると、体と心に不調が出てくる可能性があるということです。
転職すること自体、仕事を辞めたいと思うことは甘えではありません。
今の自分と向き合い、よりより選択のために仕事を辞めることは決して逃げでもありません。
受け入れて、自分の価値観を伝える
僕のおすすめの対処法はこれです。
ここで言う「受け入れる」というのは、決して黙って、相手に従う、ということではありません。
相手の価値観を認めることでもありません。
相手の考えに同意することでもありません。
- あなたはそう考えるんだね、と受け入れる
- 私には私の考えがあるので、言っておきますね
これです。
もし僕が、20代の頃に、この方法をとっていたら、働き方も違ったと思います。
相手の価値観を変えるのは難しいです。不可能ではないと思いますが、時間もかかるでしょう。
どう変わるか。
あなたはそう考えるんだね、と受け入れる。
まずはここからです。
自分には自分の価値観があり、他者には他者の価値観があります。
細かいことを言い出すと、そのほとんどは、あなたと合わない価値観だと思います。
その価値観の違いを、一つ一つ否定していては、こっちが疲れてしまいます。
ですので、まずは「あなたはそう考えるだね、あなたのは価値観はそうなんだね」と受け入れてしまうんです。
最初は難しいかもしれません。
それでも、「あなたはそう考えるんだね」を口癖にしてしまうんです。
言葉にしなくていいので、心の中で「あなたはそう考えるんだね」とつぶやいておくイメージです。
そして、もう一つ。
私には私の考えがあるので、言っておきますね。
これも大事です。
自分の言いたいことを言いましょう。ということです。
もし、転職をしないといけないほど辛いのであれば、その前に、自分の言いたいことを言えばいいんです。
喧嘩ごしで言うのではなく、「会社の考え、あなたの考えがあることは分かりますが、私はこう思います」と、あくまで自分の意見だけを言う。
ここで、「あなたは間違っている」という言葉を出すと、揉める可能性が高くなります。
もう一度先ほど例を上げます。
会社の人とは仕事とプライベートを分けて付き合いたい。
あなたの価値観がこうだっととして。
もし、今の職場で、周りの人の価値観が、自分とは全く違う人ばかりだったら、ストレスにもなるでしょう。
休みの日に、職場のみんなは一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったりしてる。
でも、自分は、仕事とプライベートは分けたい。
そんな時は、こう考えてみてはどうでしょうか。
- みなさんは休みの日でも職場の人と遊びたいんですね(受け入れる)
- 私は休みの日はゆっくり一人で過ごしたい人なんです(自分の価値観を伝える)
なぜ、価値観が違う人にストレスを感じるかというと、「相手は間違っている」と思うと疲れるんです。ストレスになるんです。
相手は別に間違っているわけではなく、「相手の価値観がそうである、だけ」なんです。
それを変えようとすることも、否定することもありません。
そして、自分の考えを言えないと、これもストレスになります。
もし「次の休みの日、バーベキューしない?」って同僚や先輩や後輩、上司や部下から誘われても、自信を持って言えばいいんです。
これでどうでしょうか。
断ることに、罪悪感を感じる必要は一切ありません。
協調性がある人と、誰にでも合わせる人とは違います。
価値観が合わない人にイライラする時、参考にしていただけたらと思います。
仕事の承認欲求が強い人の対処法も考え方としては同じです。
「そういう人なんだな」で終わりにしたいところです。
価値観は変わり続けるものだから対話が大切
価値観って、「常識」と同じで、常に変わり続けるものだと思います。
ちょっと思い出してみて下さい。
きっとあなたの価値観も、今までも変わってきたと思いますし、これからも変わることでしょう。
もし、今は価値観が合わない人でも、これから先、価値観が似てくることもあります。
僕は価値観については、結婚してからよく考えるようになりました。
結婚したばかりの時は、価値観の違いだらけでしたし、やたらと目につきました。
料理、洗濯、掃除、休みの日の過ごし方。
子供が出来てからは、子育てのこと。
育ってきた環境が違うわけですから、価値観が違うものばかりでした。
では、どうやって、折り合いをつけてきたかというと、今思うと大切なのは2つだなと思います。
- 相手の価値観を受け入れること
- 対話をすること
受け入れることは、先ほど書きました。
もう一つ。
対話をすること。
話せば話すほど、価値観の違いがはっきりしてきたりもします。
その時に、「あなたはそういう考えなんですね」と思えるかどうかです。
そこで「あなたは間違っている」と否定しだすと、喧嘩の元です。
あなたに価値観があるように、相手にもあるんです。
どうしても変えたくない価値観なら仕方ありませんが、そうではなく、何となくな価値観であれば、お互いがすり合わせて、変えていけばいいんです。
これは夫婦間でも友達関係でも職場の人とでも、きっと同じです。
価値観が合わない人との付き合い方
まとめです。
- 相手の価値観を受け入れる
- 自分の価値観を話す
- 対話する
出来ればこれがおすすめです。
とはいえ、どうにもならないなら、転職という選択肢もありでしょう。
転職する場合でも、価値観についてはよく考えたほうがいいと思います。
最初に書きましたが、どこの会社に行っても、必ず自分と違う価値観の人はいます。
相手を変えようとするより、自分が変わるほうが、時間はかからないです。
簡単ではないかもしれませんが、まずは、口癖として「そういう考え方もあるね、あなたはそう思うのね」と言ってみましょう。
本日は以上です。