マウント取る人の末路は?動画版がおすすめ。
マウントを取る人を相手に疲れていませんか?
嫌いなマウントとる人。
職場、学校、ママ友、家族にいませんか?
「マウンティング」とか「マウントを取る」とかって言葉が出てきたのはいつ頃でしょうね。
今日のテーマはこちら。
目指すこと。
きっと、人生の中で、マウントを取られたこともあるのではないでしょうか。
僕は何度もあります。
そして、振り返ってみると、僕もマウントを取ろうとしたことはあります。
今はもうないと思いますが。(相手がどう取るかは分かりませんけどね。)
さて、「マウントを取る」って何でしょうね。
ここでは、こう定義しておきましょう。
簡単に言うと、「私のほうが上だよ~」ということを、言葉や行動で示すことです。
そんな相手と遭遇した時にどう対処するかです。。
こんな方はぜひ最後までご覧下さい。
- マウントを取られることが多い
- やたらとマウントを取ってくる人に困ってる
- 職場や学校やママ友なんかにマウントを取りたがる人が多い
- 人間関係で嫌なことが多い
- 自分はマウントとられやすいタイプだと思う
- マウントを取る人が苦手
では本題です。
マウントを取る人の特徴と心理は?
マウントを取る人ってどんな人でしょうか?
- 承認欲求が強い(他人に認められたい)
- 自信がない(強く見せたい)
- 自己中心的な性格(自分が正しい)
- 序列と比較のクセ(負けず嫌い)
- 評価を気にする(人からの評価を気にしがち)
こういう特徴がありそうです。
一つずつ見ていきましょう。
承認欲求が強い(他人に認められたい)
承認欲求とは、「他者から認められたい、自分は価値のある存在であると認められたい」という欲求のことです。
誰にでも、認められたいという思いはあるのではないでしょうか。
ただ、それが、「マウントを取る」という行為に出てしまう人もいます。
認められたい、褒められたい、だから「自分のほうが上だとアピールする」と繋がるのでしょう。
自信がない(強く見せたい)
普段から自分に自信がない人が、マウントを取ろうとすることもあります。
舐められたくない、強く見せたい。
そこから、虚栄心が強くなってしまうのかもしれません。
自分を実質以上に見せようと、見えを張ってしまうタイプの人です。
自己中心的な性格(自分が正しい)
自己中心的な性格は、決して悪い意味だけではありません。
良い意味でも、自分の考えに軸を持っているとも言えます。
ただ、柔軟性がなく、自分が常に正しいと思っているタイプの人は、自分と違う意見が出ると、すぐに否定して、「自分の意見が正しい」という言葉と共にマウントを取りたがるのも見かけます。
序列と比較のクセ(負けず嫌い)
SNSで人の投稿を見ていて、嫉妬することはありませんか?僕は過去にもありますし、今でもあります。
嫉妬は、自分と人との比較から起こります。
そして、その比較することがクセになってくると、「負けたくない」という思いが生まれ、そこから、マウントを取るような言動に繋がることもあります。
何かと序列をつけたがるタイプの人もいますが、そういう方は、「誰が自分より上で誰が自分より下か」を常に考えているように見えたりします。
評価を気にする(人からの評価を気にしがち)
自分で自分を評価するのではなく、いつも誰かの目や声を優先的に評価軸に使うタイプの人です。
評価を気にするということは、自分をより良く見せたいという思いがあるのだと思います。
そうなると、少しでも自分を良く見せたいがために、相手を落とすような発言をしたり、自分を持ち上げるような発言に繋がるのだと思います。
マウントを取る人の会話の特徴
では、マウントを取る人はどういう会話をするのか。少し例を挙げていきます。
アドバイスをしたがる(私は知ってる、私なら出来る)
すぐにアドバイスをしたがる人がいます。
話が全部終わっていないにも関わらず、アドバイスをされたこと、ありませんか?
例えばこういう会話例です。
夫婦の会話としましょう。
・夫:まずは話を聞かないとね。会話をすれば、上手くいくよ。
妻がどう上手くいっていないのか聞くこともなく、自分のアドバイスを始めました。
これは「自分なら出来る」という思いからくる言葉でしょう。
もしかしたら、妻は、その新しいパートの人と、話は楽しいけど、仕事のやり方が合わないのかもしれません。
それは聞いてみないと分からないのですが、すぐにアドバイスをしたがる人がいます。
マウントを取りたがる人の特徴と言えるでしょう。
否定反論(私の意見が正しい)
SNSやネットのコメント欄でもよく見かけますね。
誰かの意見にやたらと、否定反論するタイプです。
例を挙げます。会社内での同僚との会話例です。
・Bさん:いやいや、残業なんてしても効率が悪いだけだよ。
Aさんが言ってるのは、あくまで自分の価値観です。自分がそう思っていると言ってるだけで、世の中から残業がなくなればいいとも言ってません。
それに対してBさんは、「残業は効率が悪い」という自分の考えをAさんに押し付けようとしています。
自分の意見が正しいということを示そうとする、つまりマウントを取ろうとしている状況です。
これもマウントを取りたがる人の特徴の一つでしょう。
人を見下す(私のほうが上)
誰かを落として自分を上げるために、こういう会話もありますね。
ママ友との会話例です。
Bさん:え~、そうなの。でも、Cさんって、料理全然しないらしいね。(私はするけど)
悪口です。言わなくてもいい悪口です。
こうやって、誰かを落とす言葉を発することで、自分のほうが上だということを言いたいんです。
マウントを取りたがる人は、とにかくどうにか自分を上にしたい傾向があるようです。
自慢話し(私はすごいよ)
何かと自慢話しばかりの人。
自分自慢、家族自慢、友達自慢。
言いたいのは「私はすごいでしょ」ってことです。
これも「相手より自分のほうが上」ってことが見え隠れしますよね。
友達との会話例です。
Bさん:え~?、そうかな~?私は登録がもう一杯で消すのが大変。(私は友達多いよ)
返しも的を得ていませんし、ただただ、自分は友達が多いといういことを言いたいのでしょう。
マウントを取りたがる人は、とにかく自分のすごさをアピールしたりします。
マウントを取る人の対処法4選
それでは、いよいよ本題です。
マウントを取る人の対処法です。
- 距離を置く
- 聞き流す
- 褒める
- コミュニケーションに自信を持つ
一つずつみていきましょう。
マウントを取る人と「距離を置く」
極論を言うと、「距離を置く」のが理想だと思います。
ただ。
それが出来ないから悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
例えば、僕が会社員時代、マウントを取る、暴言を吐く、毎朝説教する、価値観を押し付ける、そんな上司がいました。
でも、距離は取れません。
その人は、上司であり社長だったんです。小さな会社では珍しくないと思います。上司が社長というケースもね。
そうなると、距離を取るという選択肢はなくなります。
もし、どうにか距離を取れるならそれがいいとは思いますけどね。
価値観を押し付けてくるのも、ある意味マウントを取るのと同じかもしれません。
自分が正しいと言ってるようなものですからね。
職場で苦手な人がいるのはよくあることですよね。この場合も、距離を置くことが出来るなら理想ですが、そう簡単にいかないことも多いと思います。
マウントを取ろうとする人で、避けたい人がいて、距離を取れそうでしたら取りましょう。
マウントを取る人の話を「聞き流す」
あれこれ言われても、とにかく聞き流す。
これも対処法の一つです。
マウントを取るような言動だけでなく、明らかに攻撃的、否定的な言動をとる人もいます。
いちいち反応していては、ストレスが溜まって仕方ありません。
話し半分で聞き流していきましょう。
マウントを取る人を「褒める」
承認欲求を満たしたくて、マウントを取ってきているのであれば、「褒める」というのも一つの対処法です。
自慢話しをしてきても、自分アピールをしてきても、褒めてしまいましょう。
きっと喜んでくれます。
気をつけないといけないのが、もっと承認欲求を満たしたくて、もっとマウントを取ってくることもありえます。
褒め言葉もほどほどにがいいでしょうね。
コミュニケーション力を上げて自信を持つ
最後です。
私としては、これが一番のおすすめです。
マウントを取られることで何が嫌って、「ストレスになるし、時間も取られるし」ということもあると思います。
ですので、「ストレスにもならずに、時間も取られないなら」どうでしょうか。
相手が会社の上司兼社長といった場合、時間を取られるのはどうにもならないこともあるかもしれませんが、ストレスをどうにかすることは可能です。
それが「コミュニケーションに自信を持つ」という方法です。
例えば、「アドバイスをしてマウントを取ろうとする人」がいたとします。
そんな時にどう思うか、感じるかによってストレスは違ってくるはずです。
Bさん:すぐにアドバイスをするのは、残念だな。全部聞いてからにしてくれたらいいのに。
AさんとBさん。どちらのほうが、ストレスが大きいと思いますか?
間違いなくAさんのほうでしょう。
「コミュニケーションに自信を持つ」という方法は、私がお伝えしている「コミュ力おばけになる方法」を、一つ一つ取り入れていただく方法です。
例えば、私がおすすめする「聞き方」というのはこういうものです。
「否定、反論、アドバイスせずに、最後まで話を聞く」
もし、この聞き方を知っていて、自分が実践できていれば、それが出来てない人から、「否定、反論、アドバイス」をされても、客観的にその人を見ることができると思います。
あなたが「否定、反論、アドバイスせずに、最後まで話を聞く」という聞き方を実践できるようになれば、相手に対してマウントを取っていない聞き方が出来ているはずです。
自分自身も誰かに対して、マウントを取らない聞き方が出来ますし、相手がマウントを取るような話をしてきても、「そういう人なんだ」と冷静に見ることができます。
相手の言葉に過剰に反応するとストレスになります。
まずは、自分がコミュニケーション(話す・聞く・質問するなど)に自信を持つことで、マウントを取る人、攻撃してくる人なんかにも、「そういう人なんだ」と割り切ることができるようになるはずです。
簡単に出来るとは言いませんが、人生の中で、どうしても色んな人が目の前に現れます。
私がおすすめする、マウントを取る人の対処法は以上です。
マウントを取る人にならないために
最初に書きましたが、私はマウントを取られることもありましたが、きっと、私も誰かのマウントを取ろうとしたことはあります。
私が思うコミュ力おばけは、誰かのマウントを取ろうとしたりしません。
まずは、自分が「マウントを取らない人」になるべく、コミュニケーション力を鍛えることをおすすめします。
そしてもう一つ。
マウントを取る、というのと、パワハラとは、どこが違うのでしょうか。
一歩間違えたら、それくらい人を追い詰める行為にもなりえるのが「マウント」だと思います。
ここでは、「距離を取る」や「コミュ力を上げる」といった対処法をご紹介しましたが、どうにもならない場合は、そこから完全に去る、つまり転職するというのも一つの手段だと思います。
僕は、20代の頃に6回転職をしましたが、暴力的な経営者もいて、今でもあの時辞めておいて良かったと思っている転職もありました。
判断が難しい時もあるとは思いますが、親身になって相談を聞いてくれる人を見つけたいところです。
マウント取る人の末路は?
マウントを取る人の末路は?
最後にこのテーマで書いておきます。
マウントを取りたがる人の特徴を一言で言うと、今の自分に満足していない、満たされていないんだと思います。
マウント取らないと気が済まないくらいに、自分の主張や価値観を人に押し付けようとする人がいます。
周りの人ももちろん嫌な思いもするかもしれませんが、その本人もそのままでは、決して幸せな毎日に向かわない気がします。
マウント取られる人も悪いという考えもあります。
確かに、煽るような話し方をする人もいますから、それに対してマウントを取りたくなる気持ちも分かります。
ただ、やっぱり、周りで聞いてて気持ちのいい会話ではありません。
職場でよくみかけるのが、マウントを取る人は会社に残り、周りの人がどんどん辞めていくというケースです。
残った人は得した感じもしますが、やっぱり本人はどこか満たされない面もあるのかなと思います。
ですので、僕もそうでしたが、もし自分自身、ついついマウントを取ってしまうんだよね、っていう人は、一度立ち止まって、人間関係について考えてみるのもいいと思います。
人生の中で、職場にいる時間を多くを占めます。
特に男性のほうが、仕事に使う時間は多い傾向にあると思いますが、その仕事でストレスを浴び続けていては、決して楽しい毎日はならないことでしょう。
マウントと一言で言っても、人をうつ病にさせるくらいの可能性が潜んでいます。
マウントを取ることも取られることもないように、過ごしていきたいところです。
- マウントを取る人の末路
- 周りから嫌われることも多いでしょうし、満たされていない自分に対してイライラしたり、モヤモヤしたり、しんどくなったりすることも多いでしょう。マウントは取るも取られるも避けたいものです。
以上です。
上司が否定ばかり仕事辞めたい「やる気削いでくる心理と対処法」にも書きましたが、否定ばかりというのは、もう言葉の暴力です。
こういうことは、会社側が徹底的に対策を取っていくべき案件だと感じます。