職場の不機嫌な人が疲れる、朝からめんどくさい。動画版がおすすめ。
職場、家庭、学校、コミュニティ。不機嫌は伝染したりします。
機嫌が悪い人はどう対処したらいいでしょうか?
露骨にいつも不機嫌や先輩や上司がいると、仕事を辞めたいと思うほど苦痛で疲れることもありますよね。
職場に機嫌が悪い人がいても、大きく影響を受ける人、影響が小さい人がいます。
何が違うのでしょうか?
対処法はそこにあると思います。
今回は、機嫌が悪い人の心理には触れずにいきます。
- なぜ機嫌が悪い人といると疲れるのか?
- 職場で機嫌が悪い人(離れるのが難しい人)の対処法は?
では本題です。
職場にいる不機嫌な人を想定して書いていますが、他の場面でも同じ方法で対処できることもあると思います。
職場の機嫌が悪い人といて疲れるのはなぜ?
職場で機嫌が悪い人、不機嫌な人が、近くにいると疲れることありますよね。
なぜ疲れるのか?
色々な原因があると思いますが、根本は「あれこれ」想像するからだと思います。
職場で機嫌が悪い人が怖い!攻撃される?
機嫌が悪い人、むすっとした表情をしてる人。
怖くないですか?
例えば、私の経験では、20代の頃に勤めていた会社の上司が、機嫌の浮き沈みが激しかったんです。
朝から褒められることもあれば、朝から怒鳴られることもありました。
朝出社して、挨拶をした時の表情が険しいと、すごく怖かったのを覚えています。
怒られるんじゃないか、という恐怖です。
機嫌が悪い人を見て、何か攻撃的な言葉が飛んでくるのではないかと思うと、疲れることもあります。
職場で機嫌が悪いのは自分のせい?
機嫌が悪い人がいると、「私、何かしたかな?私、変なこと言ったかな?」と考えてしまったりしませんか?
自分のせいだと思ってしまうと疲れるんですよね。
実際の不機嫌の原因は分かりません。
もしかしたら、誰かのせいかもしれませんし、家庭でトラブルがあったのかもしれませんし、ただ虫の居所が悪かったのかもしれません。
もしかしたら、不機嫌な理由が一つではなく二つ以上かもしれません。
あなたが考えても分かりません。
何でも話せる関係であれば、聞けばいいんですが、そうでもないなら、考えても疲れるだけです。
職場で機嫌が悪い人にかける言葉は?
機嫌が悪い人がいると、ついつい「どう話しかけたらいいんだろう?」と考えてしまったりしませんか?
何を言えばいいだろう、どう声をかけよう。
そうやって、あれこれ考えてると疲れるんです。
よくあるので、考えるだけ考えて、結局は特に声はかけないパターンです。
考えた疲れだけが残ります。
職場で機嫌が悪い人(離れるのが難しい人)の対処法は?
理想を言えば、機嫌が悪い人に疲れるなら、距離を取ればいいんです。
目に入らない場所にいればいいんです。会わなければいいんです。
でもね、それが出来たら苦労しないんです。
なんていうアドバイスもありますが、きっと、それが出来ないからストレスになっているのではないかと思います。
- 職場で隣の席の先輩、上司
- 親、兄弟、同居の義父母
- 学校の部活の先輩
距離を取るにも限界があります。
では、どう対処しましょう。
職場で機嫌が悪い人は「そういう人」だと受けいれる
職場に機嫌が悪い人がいて「疲れる」原因の根本は「あれこれ」想像するからだと書きました。
マインドフルネスの逆です。
機嫌が悪い人の前でこう考えます。
- なぜ、この人は機嫌が悪いんだろう?
- 何か攻撃されないだろうか?
- 何か私に原因があるのだろうか?
- どう声をかければいいんだろうか?
これで、まずは疲れます。
さらに家に帰ってからもまた思い出します。
- 今日は、なぜあんなに機嫌が悪かったんだろう?
- 私、何か嫌なこと言ったかな?
引きずると、ストレスはさらに再生産されます。
では、対処法です。
これです。
はい、それで終わりです。
疲れるのは、そこから先に、あなたの頭の中で、グルグルと答えのない原因を考えたりするから生まれるんです。
別に無視するわけではありません。
目の前の人は機嫌が悪いんです。
目の前から離れることが出来るなら、離れたらいいんですが、それが無理ならこうしましょう。
物理的な距離は近いけど、心理的な距離は遠い状況。
それを目指しましょう。
そう言われても、すぐには無理!と思うかも知れませんが、日々、練習しましょう。
今するべきことに意識を向けましょう。
例えば、職場にいる、いつも不機嫌な上司。
朝の挨拶も不機嫌。
「不機嫌だな。」
それで終わりです。すぐに自分の仕事に取り掛かりましょう。
「不機嫌だな。」⇒なぜ?どうしたらいいいい?
こうなると、ストレスまみれになります。
「不機嫌だな。」で終わりです。
距離を取れたら取るのもいいですが、どこにいても合わない人、不機嫌な人はいたりします。
その都度、距離を取れたらいいですが、そうもいかないこともあるでしょう。
ですので、普段から、「不機嫌だな。」という感想で止める練習をしておいたほうが、メンタルは強くなると思いますよ。
機嫌が悪い人の対処方法も状況により
今回は、「不機嫌だな。で終わり」という方法を書きましたが、いつもその方法で上手くいくわけではありません。
相手と状況によります。
私の場合ですと、10数年、在宅で仕事をするフリーランスですが、妻も自宅にいますので、お互いの機嫌が、互いに影響しあいます。
朝から妻の機嫌が悪いと、やっぱり気になります。
「不機嫌だな。で終わり」では済まないんです。
逆もあります。僕が仕事のことで難しい顔をしてると、妻からすると疲れるそうです。そりゃそうだと思います。
そこで、我々はだいたい、どちらかが不機嫌だったり(実際はただの疲れだったりしますが)すると、話をしようとします。
妻が不機嫌だったら、私からさりげなく「どう調子は?」とか「疲れてる?何かあった?」という感じで話しかけます。
私が不機嫌そうに見えたら、妻から話しかけてくれたりします。
対話をしてみると、実際は不機嫌ではなく、寝不足だったり、家族ではなく他の人との関係で嫌なことがあったり、ということが発覚したりします。
このように、不機嫌の原因がはっきりしている場合は、対話の中で、気持ちが落ち着いたりもします。
もちろん、これは、私も妻も自宅で仕事をしているから出来ることであって、お互いが外で働いているなら、対話をする時間を作るのも難しいケースもあると思います。
ということで、不機嫌な人の対処法としては、これが最後の結論です。
これがベースです。
やってみて下さい。
職場で自分はご機嫌でいる心がけ
もう一つ。これは自分自身も心がけたいことですが、「出来るだけご機嫌でいる」ということです。
案外、自分のことは自分では分からないこともあります。
気付いたら、難しい顔をして、周りに不機嫌をばら撒いていることはあるのかもしれません。
意識して、ご機嫌でいるようにして、周りに不機嫌を伝染させないようにしたいところです。
不機嫌の発信源にならないようにしようと思います。
ご機嫌でいましょう、といっても、どうすればいいか分からない時は、マスクの中でも口角を上げておくだけでもいいと思います。
最近はマスクをしてて表情が分からない部分もありますが、それでも、「いつ会ってもご機嫌だなと感じる人がいるのは、マスクの中で口角を上げているから」かもしれません。
コミュニケーション力を上げるには、まずはこういう今日から出来ることから取り入れてみるのもいいでしょう。
マスクの中で口角を上げる、ぜひやってみて下さい。ご機嫌にいきましょう。
気にしすぎる性格は疲れることも多いです。
気にしないというよりも、「不機嫌だな。」で終わり、のように、「そっか」という感じで受け入れることが出来たら楽になると思いますよ。
仕事を辞めたい理由の多くは人間関係です。
不機嫌な人の対処が出来たら、辞めたい思いも減ることでしょう。
不機嫌な人で疲れて仕事を辞めたいこともある
不機嫌さにも程度があります。
日によって機嫌が悪い人、仕事中ずっと機嫌が悪い人。
そういう人もそばにずっといると、次第に自分のメンタルがやられていくこともあります
少しずつストレスが蓄積されていく状況です。
これが怖いんです。
攻撃的なことを言われたり、否定ばかりされるよりは、不機嫌なくらいなんてことないと思うかもしれませんが、この「日によって」というのは実は大きなストレスになるんです。
気持ちを揺さぶられるイメージです。
どうにか対処したいところですが、どういう理由であれ、本人が職場に苦痛を感じてるなら、仕事を辞めて転職するのも選択肢の一つとして持っておくほうがいいでしょう。
もちろん、すぐに辞めてばかりを勧めているわけではありません。
ただ、精神的な参ってしまって病んでしまうと、働くことさえ難しくなることもあります。
職場の嫌な先輩がめんどくさいしうざい!仕事辞めたいあるあるの記事でも、嫌な先輩のことを書いていますので、ぜひ読んでみて下さい。
本日は以上です。