仲良くしてますか?いざこざしてますか?
仲良くしてるよ、上手くいってるよ、という方は、いいですね。
今回は、そうではなく、良い人間関係にはなっていない方向けの記事となります。
今日お伝えするのは、こういう方向けです。
- 職場の先輩が色々めんどくさい
- 職場の先輩がうざい!嫌い!
- 職場の人間関係がストレス仕事辞めたい、その原因が先輩
- 会社にいちいちうるさい先輩がいて苦痛
- 面倒な先輩をどう対処したらいいかわからない
少し「あるある」っぽいことも載せますが、この記事の目標はそこではありません。
ではスタートです。
職場の人間関係が原因で転職を繰り返した経験
バイトは10社以上、正社員で6回転職した僕。
今回の記事は、僕の経験が元になっています。
学生時代から10種類以上のバイトをし、正社員になってからは転職グセがついてしまい、6回転職しました。
会社を退職した理由はいくつかありますが、すべての退職に共通している原因は人間関係です。
特に、先輩や上司との人間関係です。
もし今。転職を繰り返していた、あの時の僕に、アドバイスを送るとしたら、何と言うだろうかと考えながら書いています。
僕の場合は、20代の時に転職しまくり、30歳過ぎの時に、勤めていた会社を解雇されて独立し、今に至ります。サラリーマン時代の20代と、自営業時代の30代と40代があります。
今現在、職場の先輩のことでお悩みの方に、少しでもお役にたてたらと思います。
今までに出会った「職場のうざい先輩あるある」
僕が20代の頃なんで、もう20数年前のことですが、当時は、こういうややこしい先輩に当たりました。
- 飲み会大好き、とにかく飲めという先輩
- 派閥に巻き込もうとする先輩(男性も女性も)
- 上司っぽいアドバイスや指示やお願いをしてくる先輩
- 悪口や愚痴やゴシップばかり言ってくる先輩
- 休みの日にもやたらと誘ってくる先輩
- すぐ怒る先輩
- 過去の仕事の自慢話ばかりする先輩
少しご紹介しましょう。
飲み会大好き、とにかく飲めという職場の先輩
都合の良い「体育会系」という言葉を使う先輩でした。
体育会系で育ってきていない僕でしたので、そういうものかと思っていたのですが、やり口がえげつなかったです。
新入社員歓迎会みたいなので、どんどん酒をつがれて飲まされるなんてのは当たり前。
最後は、ビールグラスに分けのわからない色んなもの(食べたり飲んだりするものでない)を入れられ、それを一気飲みさせるという荒業。
パワハラを通り越してたと思いますが、そんな先輩もいました。
こういう先輩は男性だけでした。
新卒で入った職場がそういう会社だったので、社会とはそういうものかと錯覚しそうになりました。
派閥に巻き込もうとする職場の先輩(男性も女性も)
派閥というか、グループというか。
「きみはあの人と仲良いの?」
こんな感じの会話をしてきます。
明らかに、自分はその人とは別のグループだけど、みたいなニュアンスを含んでます。
めんどくさいですね。
これは男性にも女性にもいました。
きっと、職場だけでなく、部活だったり、バイト、サークルなど、人が集まる場所には、派閥を作りたがる人が潜んでいたりしますよね。
こういう派閥に巻き込まれ、かなりめんどくさいことになった経験もあります。
上司っぽいアドバイスや指示やお願いをしてくる職場の先輩
先輩は先輩です。
上司は上司です。
僕は上司から指示を受けて動いていたのですが、先輩が、色々とアドバイスをしてきたり、指示してきたり、お願いごとをしてきたりしてきました。
「え、いえ、でも上司から言われてるんで」
みたいなことを言っても、またそういうアドバイスとかしてきます。
まあ、アドバイスならいいんですが、雑用みたいなのを頼まれるとめんどくさいです。
だって上司からの仕事を急がないといけませんからね。そんなことお構いなしな先輩もいました。
悪口や愚痴やゴシップばかり言ってくる職場の先輩
僕に対する悪口や愚痴やゴシップではなく、他の人の話題を言ってくるんです。
「あの人は本当に仕事が出来ないんだよ、うざいよね」
「もうあの人と一緒に仕事するの疲れたよ」
「あの人って、実家がめちゃくちゃお金持ちらしいよ」
どうでもいいようなことを、やたらと言ってくる先輩でした。
ネガティブなことばかりをいいまくる職場の先輩も少なくありませんでした。
休みの日にもやたらと誘ってくる職場の先輩
「明日はあいてる?」
休みの前に日に聞いてきたりします。
先に「あいてるかどうか」を言わないと、「え、何かありますか?」と先に聞いてしまうと、「釣りにでもどうかなと思って」とか、僕は行きたくなかったんですが、先に用件を聞いてしまうと断りにくくなってしまって。
そんな先輩も職場にいました。
ただ、休みの日でも一緒にいて楽しい先輩、お世話になった先輩もいますので、このあたりの価値観は意見が分かれるところでしょうね。
すぐ怒る職場の先輩
気が短い先輩は、一緒にいて辛かったです。
とにかく気を使わないといけないので、ストレスまみれになりました。
感情の起伏が激しい人は、一緒にいると疲れます。
不機嫌な人が周りにいると、ストレスになりますし、気を使います。
職場で浴びたストレスを家に持ち帰り、1日中モヤモヤしていた頃もあります。
過去の仕事の自慢話ばかりする職場の先輩
先輩ですから、自分よりも先にその会社に入ってます。
ですので、当然、僕よりもその会社のことを知っていますし、その会社で過去にあった出来事をよく知っているわけです。
過去の実績をやたらと自慢してきたり。
「昔は、もっと大変だったんだよ。今は、残業もましになったけどね」とか、今とその当時を比べて、その頃がいかに大変だったかという話をしてきたり。
そんな先輩もいました。男性でも女性でもいましたね。
上手く冗談っぽく話してくれる先輩もいたので、決して過去の話が悪いとかではありません。
自慢話しも時にはいいですが、度が過ぎると聞いてるのがしんどくなったりしたこともありました。
自慢話しばかりするのは、ある意味マウントを取る会話の一例ですね。
職場のうざい先輩とどう付き合うのがいいか?ちょっと失敗談
7人ほど、実際に僕が出会ったことがある、いわゆる「うざい先輩」をご紹介しました。
こうやって文字にしてみると分かることがあります。
上司っぽいアドバイスや指示やお願いをしてくる先輩。
では、アドバイスや指示してくる先輩はみんな嫌いかというと、そうでもないんです。
すごく親身になってアドバイスをくれた先輩もいました。
休みの日にもやたらと誘ってくる先輩。
では、休みの日に誘ってくる先輩は嫌いかというと、そうでもないんです。
実際、休みの日に、先輩と仲良く遊びに行ったこともあります。後輩ともあります。
つまり、案外、自分のことって分かってなかったのかもしれません。
それと。
この手の、うざい先輩あるあるみたいなのを挙げていくと、きっと皆さんもたくさん浮かぶと思います。もっと大変な状況な人もいくらでもいるでしょうからね。
最初に書きましたが、別に「あるある」を共有して、「分かる分かる」って思ってもらおうという内容ではありません。
職場の先輩との関係で辛い時にどうしたらいいか?
それをみていくとしましょう。
先に挙げるのは、僕には上手くいかなかった方法です。
- うざい先輩とは距離を置く、関わらない
- うざい先輩から色々言われても、聞き流す、スルー
こういった方法は、上手くいけばいいんですが、実際は簡単ではなかったりしませんか?
職場のうざい先輩とは距離を置く、関わらない
これ出来ますか?
僕の場合は、それが出来る先輩もいれば、どうにもならない先輩もいました。
そして、本当に辛い時ってのは、どうにもならない関係の時でした。
例えば、先輩と毎日のように同行して営業に出かける場合。
距離を置けないんですよね。
物理的な距離は無理でも、距離を感じるように接することが出来ればいいのですが、そんなこと出来る状況にはありませんでした。
職場のうざい先輩から色々言われても、聞き流す、スルー
これは出来たり出来なかったりでした。
結局これも、関係性が近い先輩でしたら、そうもいかなかったんです。
身近すぎる先輩が、毎日色々言ってきても、聞き流すのは難しかったです。
振り返ってみると、「相手にしない」が通用する相手と通用しない相手がいました。
職場のうざい先輩!めんどくさい先輩!こう対処しよう!
僕が今、20代の会社員時代の僕にアドバイスをするとしたら。
3つのアドバイスをします。
誰からも好かれる人は絶対にいない
僕の場合は、嫌われたくない、という気持ちが強くありました。
周りの目をよく気にしていました。
職場で飲みに誘われたら、行きたくないけど「嫌われたらどうしよう」という気持ちが勝ってしまい、参加しては後悔する。
そんなこともよくありました。
考えてみると、何をしてたって、嫌われることはあるわけですから、「嫌われるか好かれるか」を判断基準にはしないほうがいいですよ、ということです。
最後に自分を守れるのは自分だから、自分の軸作りを時間を使おう
当時、誰かにあわせていると、だんだん自分でも自分がよく分からなくなってきました。
自分の軸がなかったんです。
20代だったからというのもあるかもしれませんが、最後は、人間関係で疲れて会社をやめてしまってたわけですが、やっぱり軸を持っていなかったのは大きいと思います。
とはいえ、堅過ぎる軸ではなく、柔軟な軸です。
竹のようにしなやか。でも折れない。
軸を作ることを考えてみましょうということです。
言い方を変えると、「自分は自分」であり、「どう言われても私はこう」っていう信念のようなものですね。
それを持った上で、柔軟に対応する。
それがないと、振り回されてしまって、疲れきってしまったんです。
職場には色んなタイプの人間がいますので、どうしても流されてしまうこともあるかもしれませんが、一つ一つ軸を持っていくのは大事だと思います。
人の話しを聞かせてもらえることに感謝しよう
独立してから、うつ状態になり、その経験もあってのことですが、人の話しを聞かせてもらえることが本当にありがたいと思うようになりました。
その経験があるから、今はボランティア活動でもお話を聞かせてもらうことに喜びを感じることができます。
では、20代の会社員時代はというと。
ナンダカンダ、先輩のことをあれこれ書きましたが、僕もきっと同じようなことをしてたと思います。
自慢話もしてたと思います。
自分のことを話すのも大事ですが、やっぱり人の意見に耳を傾けることって大事だなと思います。
そして、聞き上手な人は大切にされると思います。
聞き上手になると、「話聞いてよ」って感じで、先輩が色々言ってくるかもしれません。時間を取られるかもしれません。
それでも、先輩との関係を考えるなら、質問したり、話しを聴かせてもらったりする関係を作っておくことで、あとで、自分のポジションも確立させやすいと思います。
話しを聞く時間は差し出す変わりに、得るものはとんでもなく大きいと思います。
職場の人間関係で嫌なことがあると、気持ちがしんどい時はやっぱり避けたい気にもなりますが、もしかしたら、先輩の良い面に目を向けることが出来たら、楽しい職場になるかもしれません。
職場の先輩との人間関係に答えなし
最後に。
職場の先輩との人間関係に答えはない。
嫌いな、苦手な先輩との距離が近ければ近いほど、ストレスもどんどん積み重なってくると思います。
そして、こういう先輩との関係を誰かに悩み相談すると、自分の経験を元にこういうアドバイスをされることもあると思います。
さっき挙げたこれです。
- うざい先輩とは距離を置く、関わらない
- うざい先輩から色々言われても、聞き流す、スルー
これが出来たら苦労しないんです。
もし、これが出来てたら、それでいいと思います。
そんな時は自分にとことん向き合ってみて下さい。
先輩との関係がこじれると厄介です。
こじれる前に、まずは自分に目を向けてみましょう。
「仕事辞めたい理由【職場の人間関係】転職前にノートに書き出す」でも書きましたが、自分と向き合ってノートに書き出してみると、新しい自分が見つかることもありますし、新しい道が見つかることもあると思います。参考にしてみて下さい。
本日は以上です。
皆さんの職場での人間関係、先輩との関係が、良い方向に向かうことを願っております。