人見知りは甘えではない!社会人の大人でも伝える必要はない

人見知りは甘え?社会人の大人でも甘えと思わないけど伝える必要はない

人見知りは甘えだと思いますか?

大人になっても、「私は人見知りなんで。」と言う人もいますよね。

人見知りすることを「甘え」だと言う意見もあります。

もちろん、人それぞれの意見ですから、それが正解も不正解もなく、価値観ですからいいのですが、ここでは僕なりに「人見知りは甘えなのか?」について書いていきます。

僕も長年人見知りで苦しんでたので、甘えとか言われたら辛いものがあります。

人見知りが「うざい」とか「嫌い」とか言われると辛いですよね。

今日のテーマです。

人見知りは甘えなのか?

  • 人見知りは甘えではない
  • 人見知りを人に伝えるのはやめたほうがいいかも
  • 人見知り克服の方法

僕自身は、40代になってから、人と接する機会が極端に増えてから、次第に人見知りを克服していきました。

では本題です。

人見知りは甘えではない

人見知りは甘えではない。

これば僕の結論です。

「甘え」というのは、強い言葉ですが、ここでは「逃げ」という意味で使ってみましょう。

人見知りといっても、様々な原因があります。

虐待やいじめやハラスメントなどで、人と接することが出来なくなる人もいます。

人それぞれ原因があったり苦しみがあったりするわけですから、周りが人見知りする人に向かって「あなたは甘えだ」というのは無理があると思います。

本人にしか分からない、深い悩みがあるかもしれませんからね。

人見知りを人に伝えるのはやめたほうがいいかも

恐らくですが、誰かが誰かに向かって「あなたは人見知りだね」ということは、そう多くないと思います。

少なくとも僕が人見知りが激しかったときも、誰かから指摘されることはありませんでした。

また、僕が誰かのことを「あの人は人見知りする人だな」と思ったことは一度もありません。

ということはです。

  • 人見知りとは自覚するものであり他者から指摘されるものではない
  • 自分が人見知りだと思ったら人見知り

そして、ここで考えたほうがいいことが一つ。

「私は人見知りするんです」と言う言葉です。

自分で自分は人見知りだと思ったとしても、それを人に伝えるのはやめたほうがいいと思います。

言われたほうは、決して嬉しいものではないからです。

気を使わないといけないのかな、と思うかもしれません。

もしかしたら、「人見知りは甘えだ」という意見には、「自分は人見知りと相手に言って、労わってもらおうと思っているなら甘えだ」というニュアンスが含まれているのかもしれません。

甘えかどうかについてはこのあたりにして、では、人見知りは大人になってから、社会人になってからでも克服できるのかについて書いていきます。

人見知り克服が簡単ではないから治らないのも当然

人見知り克服は簡単なことではありません。これは断言できます。

簡単なことではありませんが、僕の場合はできました。

でも、克服しようとしたわけではありません。

結果的に人見知りではなくなったというだけです。

ですので、僕の考える「人見知り改善方法」を実践しても、人見知りを克服できるかは分かりません。

なぜ人見知りの克服は簡単ではないのか。まずはそれを知りましょう。

人見知り克服が簡単ではないと思う2つの理由

意識を変えるのは難しい

よく人見知りの原因とされるのがこちら

  • 人の目が気になる 自分をよく見せようする
  • 人からどう思われてるか気になる
  • こういうことを言ったら嫌われそう
  • 自分に自信がない

だから改善方法としては、こういう思考を変えましょうということです。

  • 人の目は気にしないでおきましょう
  • 人からどう思われているか気にしません
  • 何を言っても嫌われない
  • 自分に自信を持つ

さあどうでしょうか。出来そうですか?

意識を変えるのがなぜ難しいか。

実は意識と無意識のうち、意識として表面に出てるのは僅かだと言われています。顕在意識ともいますが、わずか10%程度とも言われています。

ということは、無意識のうちに行動したり発言したりしています。

それが潜在意識というものです。

ですので、意識を変えることは簡単ではないんです。もし意識を簡単だと言えるのなら、ダイエットも禁煙も簡単なはずなんです。

ただ、意識を変えることが出来ないという意味ではありません。

結果的に意識が変わるように持って行くのですが、「意識を変えようとして変えるのは難しい」ということです。

人見知りを克服できない「原因」は?

人見知りを治すにはまずは「原因」を知りましょう。

ただ知るだけでなく、人に教えれるくらいに知りましょう。

人見知りの原因の一つが「自分に自信がない」

人見知りの原因に「自分に自信がない」からというのもあります。

ですので、「自信を持ちましょう」と言われたりします。

自分の自信を持つのは簡単ではないですよね。

これも結局は意識を変えましょうということです。

どうやって自分に自信を持つかが抜け落ちています。

方法としてよく言われているのが、「自分を好きになる」「自分から話しかける」「自分から挨拶する」「マスクをつける」「自分の言葉に自信を持つ」「元気に挨拶する」など。

この手の方法で、不安を和らげたりできるかもしれませんが、人見知りが改善されるほど自信がつくのは難しいのではないでしょうか。

そもそもコミュニケーションが苦手で人見知りするような人に、先ほどの方法で自信を持ちましょうといっても簡単に受け入れることが出来るとは思えないんです。

意識を変えて自分に自信を持てるようになれる人もいるでしょうけど、簡単ではありません。

先ほども書きましたが、自信を持とうとするのではなく、結果的に自信がついた状態にしましょうということです。

人見知りの原因にこの2つは大きくかかわっています

  • よく思われたい(どう思われているか気になる)
  • 自信がない

つまり、「自分に自信はないけど、どう評価されているか気になる」。

こういう人は人見知りしがちだと思います。

では逆の場合はどうでしょうか。

「自分に自信があって、誰にどう思われてもそれほど気にしない」

人見知りしそうにないでしょ。

目指すのはそこなんです。

だけど気をつけないといけないのが、だからといって「人がどう思っているかは気にしないようにしましょう」といっても、それは簡単ではないんです。

ですので、順番が大切です。

「自信をつける」→結果的に→「人の目が気にならない」

この順番です。

人見知り克服にはまず自分を知ることから

人見知り克服が無理なことはありません。

早めに対策しておいて、高いコミュニケーション能力を持っていれば、何かと有利です。

接客や営業などの職場でもそうですし、就職や転職やバイトの面接の時、恋愛や婚活の時にも役立ちます。

これからのAI時代においても、コミュニケーション能力はないよりあったほうがいいでしょう。

人見知りを解消できないのは甘えではないけど努力は必用

人見知りを「甘え」だとは思いませんが、治すには努力は必要です。

僕の場合は、コミュニケーションが苦手な部分もありますが、自分から人の輪の中に入っていくことで、最初はストレスも大きかったですが、時間とともに克服できてきました。

やはり人見知り改善には努力は必要です。

しかし、努力をしたからといって初対面の人とすぐに打ち解けれるようになるかというとそうでもありません。

高額なセミナーや講座や教室で学んだりしても、オフ会に参加しても、トラウマが強くて極度の人見知りなら難しいかもしれません。

もし、自分自身ではなく、彼氏や彼女、小学生や中学生の子供が人見知りでも、出来れば甘えだと思わないであげましょう。

本人は辛い思いをしているかもしれませんから。

人見知りは甘えではない
私の中では、人見知りが甘えてるとは思いません。私自身が極度の人見知りだったこともありますが、子供の頃の出来事が原因になっている人もいますので、甘えだなんて言葉で片付けれることではないと思います。
人見知りは甘え?アピール?
人見知りについてはいろんな意見があります。自分でアピールする人もいますが、僕の場合は、そんな余裕もありませんでした。ただただ人と話せない、特に初対面の人とは。という感じでした。人見知りだからといって決して相手に失礼とは思いませんが、僕の場合は、相手に気を使わせてしまうこともあったので、うざいとかめんどくさいと思われていたかもしれません。別にアピールするとかという心理はありませんでしたが、初対面で大勢いると、言葉を発することも苦手だったこともありました。

最後に。

人見知りという定義についても考えて見ましょう。

もしかしたら、人見知りしない人というのは、初対面で誰とでも会話が続く人と思っているかもしれませんが、そんなことはありません。

僕は人見知りはしませんが、誰とでも初対面で会話が続くというわけではありません。

もしかしたら、「私は人見知り」と言っている人の中には、自分に厳しすぎる人もいるかもしれません。